2014年4月27日日曜日

ベッドライナー施工(下地編)


みなさまごきげんよう。

本日はジムニーの荷台のお話。

ご存知、ジムニーの荷台というか荷室は鉄板むき出しですので。

山道具なんかを積んでいるとキズキズになったり、そこから錆びたりしますね。

そこで意外と人気を博しているのが、ベッドライナーの施工です。


今回はかなりボディの状態がよろしいJA11C。

ベッドライナーの施工と6点式ロールケージの取り付けでの入庫です。


よくある床の腐食もなく、よい状態を保っている荷台。

山を走る車ですが、オーナー様は大切にしておられるようで防錆目的とのこと。

まずは下地からつくっていきます。


このへんがヘベレケなのは仕方ないですね。

むしろ純正の内張りが残っていること自体珍しいです。


これらを撤去して・・・・・


こういうふうに汚れているところをとにかく綺麗にします。


シーラーの盛り上がりの細かいところまで徹底的に。

こういうところに残った汚れが、後々悪さをするのです。


給油ホースのカバー内は塗りませんが・・・・・・


ついでに綺麗にしておきます。


綺麗だと整備も楽しいですからね。


トラックの荷台と違って、ホイールハウスが回り込んでいますが。


このクソ狭い隙間も綺麗にします。


そしてまず脱脂をしてから足付け、さらに脱脂を行います。

この段階で小錆びも処理。

メルシートがある場合は剥がします。


水研ぎは効率がいいですが、粉になった塗料が水で練られて色んな所へ入り込むので

基本的に空研ぎで足付けを進めます。

ちなみにウレタン塗装を空研ぎするのはとてつもなく硬いですw


ウエザーストリップ取り付け部は腐食があったので処理。


給油ホースのカバーは凹みがあったので板金修正。


折角塗るので、ビシッとしてるほうがいいもんね♪

「塗る」というと「塗りつぶす」事ができるので手間はいくらでも省けますが・・・・

誤魔化しのために塗るのは良くない。


ついでに剥がすのを断念されていた頑固な古いステッカーも除去させていただきました。

少し引っ掻いて塗装が剥げてしまっていますが・・・・


タッチアップで目立たないように。

ステッカーの下は薄く傷がありましたので、それを隠すように貼ってあったのかな。

その傷もタッチアップしておきました。


間近で見るとわかってしまいますが、

ソリッドカラーの場合タッチペンでも結構綺麗に目立たなくすることはできます。


こうして下地をつくってから、いよいよベッドライナーの施工に移ります。




つづく