2024年2月2日金曜日

鉄仮面ハーネスデザインと細かい加工。

 

みなさまごきげんようっす。


さーて88XLH鉄仮面FORSALE作業ですよ。

実際こういう最終セットアップって結構手間なんですよね。

そして部品や材料も結構必要で、ドカドカ部品が届いております。

請求書が怖いですが、、


エアクリーナーも届きまして

このラムフロー調のエアクリーナー好きなんですよね。

まぁラムフローつって通じるのは一部の人だけでしょうけども。

今回はラムフローっぽいクロームでなくて敢えてブラックにしてみました。

当方ご自慢のワンスロートキャブカバーキットでないのは申し訳ございませんが

ご希望があればもちろん変更可です。


メーターも到着。

48mmで小さいですが、モードボタンが別体なのが決め手ですね。

まぁトリップメーターもあるし任意に設定が可能なので良いメーターっすよ。

愛用はVELONAですが、アレはモードボタンが背面にあって

チョッパーには良いんですが、今回はその利点が仇になっちゃいました。


そんなワケで電装品やスイッチの位置が確定したらハーネスデザインです。

私はこれまでサーキットブレーカーを好んで使用してきましたが

どうにもここのところサーキットブレーカー自体の不具合に数度遭遇した事もあり

しかし一般的なヒューズボックスだと配線の取り出しや分岐が面倒なので

ターミナルブロックに現代的なブレードヒューズを備えた形式でいってみます。

配線をネジどめできると拡張性とか整備性が良いですので。

決して省スペースというわけではありませんが

スッキリまとめられるかは腕の見せどころですね。


鉄仮面の場合は特にシート下の面積が狭いので

コンパクトさより背の低さが最重要項目でもあります。

あ、プラグコードも到着しまして。ブルーストリークのもちろん新品です。

そういやその昔、どっかの雑誌屋にプラグコードついてないの?

付けてきたら撮ってやるよ的な事を(頼んでもないのに)言われましたが

いまさらお知らせしますと、プラグコード付きましたよーw

元々別に撮ってほしくもねーっすが。


そんな事はさておき、シート下はこんな収まり具合にて。

メイン30Aにイグニッションとアクセサリーに15A4系統(純正は3系統)と、

追加電装用に10Aの取り出しを1系統設けた親切仕様です。

配電盤の先端にはバッテリーマイナスから直のアースポイントも設置してあります。

バッテリーの各ケーブルはAWG4の極太、メインスイッチから分岐までは太い配線ですが

大電流のスターターリレーへ行く配線以外は灯火類をLED化することで細い線を使っています。


細い線が使える事の最大のメリットはとにかくハーネスを細くできる事ですが

それでも一束にすると太くなってしまうので

フロントへ向かうハーネスはメンテナンス性も考えて3系統に分けてあります。

右に1線、左に2線ってな具合ですね。

しかしご親切にウインカーインジケーターやニュートラルランプも装備したので

まぁ前まわりの配線がゴチャついてます。

それでも純正よりはスッキリかなぁ。


リアウインカーはフレームの切断面に埋め込み。

ナンバー灯はボートテールの内側に隠れつつナンバーを照らします。

ボートテールにテールランプがくっついていますので

シート脱着時にサッと外せるようにテールランプの配線は110型3Pカプラー。

このインナーフェンダーはボートテール内面の汚れ防止だけでなく

末端でボートテールと接続する事で、シートカウルが揺れるのを防止しています。

よくあるシングルシートカウル化で中身カラッポ、走ると色んな所が汚れだらけ

なんて事はないです。


フロントウインカーはLEDのコレ。

コレも私の愛用品です。

このコンパクトさで車検対応、取り付け幅も勿論保安基準適合です。


メーターケーブルは本来であれば後ろ出しですが

敢えてFXではなくXLのメーターギアを使用して前出しに。

何故かと言うと、ただでさえ目立つ右側のメータードライブで後ろ出しすると

ケーブルがブレーキホースと離れたところでブラーンとするのと

フェンダーに擦れて塗装が剥げるのがイヤなので

前側からS字に曲げてフォーク内側を通し

ブレーキホースの近くをフェンダーに干渉せずに通すというノリなのですが

多分誰もわかってくれねーっす。


で、それをやりたいが為に値段の高い機械式メーターをセレクトしたワケですが

ヘッドライト を奥へ寄せまくっているせいで

メーターケーブルがヘッドライトボディと干渉(汁

こうして切り欠けばクリアランス的にはOKですが

これでもH4のデカいソケットがメーターケーブルに当たる

&

可動域が少なすぎて光軸調整が微妙だな。


うーんバルブをH4からPH7にすれば背面のクリアランスが15mmくらい確保できるのか。

一般的に車検はどうなんだと言われる4.5インチの所謂ベーツタイプのヘッドライトですが

私はこれで毎度問題なく車検通しておりまして。

H4には絶大な信頼を置いているのですが

PH7でも車検通せるんじゃねぇか?

と思い至り


折角新品購入したベーツタイプヘッドライトのケツをPH7が入るギリギリにぶった斬りまして。

ケツに大穴が空いているのは不細工なので、切り口に蓋をしていきます。

まぁケツがポッカリ空いていても見えやしないし

これと言って問題らしい問題は起きないと思われますが

そこはやっぱりアレですね、改造車ですから。

ただ切っただけで改造とかチョップとか

そういうのは違うよねと。


裏の蓋はボディの鉄板が薄いので、倍ほどの厚みにして溶加棒を使わず共づけとして

ビードを研磨して仕上げまして。

写真にはありませんが配線取り出し穴とグロメットも設置したら

後はさびどめと塗装で完成ですね。


加工箇所がまったく見えませんが。

まぁ誰かが見た時にこんな事もしてたのかwと思って頂ければ。

さて車検に通るレベルの確実に明るいPH7のバルブを探さなきゃなりませんね。

DR-Z400のショボいライトでも何とか車検通るので大丈夫でしょう。


そういやミラーも装着しました。

ミラーホルダーはグリメカマスターの場合、レバーピボットから直接生やすか

ピボットからアダプターで前にブラケットを出すかの2パターンが一般的ですが

クラッチホルダーがハンドル軸上にミラーマウントがあるタイプですので

左右のミラー位置がズレておかしくなっちゃいます。

ので、グリメカマスターに使えるミラーホルダー一体型のクランプを使い左右整列。


ミラー本体はナポレオンです。

改造車にも似合ってスリムで出幅も小さいので好んで使っております。

ちなみに私はミラーは純正派ですが、それ以外ではナポレオン派だったりしますです。

まぁこういうバイクだとスタジアムとかバムも似合うと思いますが。


点火系はタマモNSG組み込み、ダイナSも新品で

早い話が点火系は全部新品です。

配線も終了、全ての電装品の動作確認も完了したので

オイルとガスを入れて始動確認したいと思います。


おお、控えめにいってカッケー🎶

始動確認できたら今度は公認取得に向けて動きます。

この車両、ベースはCEMなんですがエンジンのコンディションがよろしくなく

走行の少ないエンジンに積み替えたのですが、、

積み替えたエンジンはCAMなので

ちゃんと改造申請しないと車検通らないんです。

モデルごとに車体番号変えるのは良いとして

エンジンの打刻まで車体番号と揃えてくれなくてもいいのに、、

ってなワケでエンジン始動と公認書類製作がんばりまっす!


ではの!