みなさまごきげんよう〜
寒かったり暖かかったりで肉体がぶっ壊れそうですが
寒さも暑さも旧いバイクには大敵。。
基本的にバイクは暑さにも寒さにも耐える強靭さを有していますが
それは元気に動いていてこそなんですね。
長期不動車は長いこと熱が入っていないせいで、黙って劣化が進みます。
例えばシート表皮、破れは無かったのですがビニールが硬化しているところに
気温が低い状態でケツ圧がかかると
ブリッと裂けてしまいました。
こうなるとアンコが傷む前に張り替えです。
張り替え業者さんに出しても良いのですが、自分で張り替えてみるとします。
シート表皮が販売されている車種は鉄ベース、樹脂ベース問わず
当方で張り替え可能ですのでご相談ください。
で、ハスラー50用は水冷、空冷ともに表皮が売っているんですが、、
隙間年式なせいか7型と8型は販売されておらず
アンコを少し加工してTS503つまり10型や11型の表皮を流用してみました。
まぁ違う年式のシート表皮を張ったにしては上出来ですな。
高品質な表皮で座り心地も良く、満足しています。
残念なのはSUZUKIのロゴやビニールの質感が失われてしまった事ですが
本来、レストアとなるとこういった細かい事に如何に拘るかは大事です。
ま、直しながら運行してる感もリアリティとして大事なので
方向性の問題ではあります。
そして、オフ車に多い樹脂製フェンダーの表面劣化。
紫外線を浴びて表面がボロボロと言うかポロポロ、、、
昔からこういうのはハンディトーチで炙れ!
とされていますが、トーチで炙るのは良くないです。
劣化した樹脂が含んだ汚れと共に溶解して
ムラムラの汚い仕上がりになってしまいます。
こんな状態になってしまったフェンダーは、炙るのではなく
まず#150くらいのペーパーで水研ぎして
劣化した表面をザクザク削り落としちゃってください。
そこからペーパーの番手を上げていって、最後にコンパウンドで磨けばよろしいですよ。
私はそんなにバキバキの仕上がりを目指していないのでこの程度で。
塗装の下地としてもここから足付けしてペイントすればバッチリです。
崩れ落ちそうなくらい劣化しているのであればUVレジン塗って磨く。
バーナーで炙るより断然綺麗ですし
パーツが変形したりも無いのでお勧めです。
巷にバラ撒かれている情報っていうのはですね
大事な事が隠されていたり
求める物が違ったり
そもそもが間違っていたり
情報化社会と言われて随分経ちますが
それでもまだまだ情報量はどんどん増えていて
情報を精査する能力はここ10年ほどでより求められているんじゃないかと。
情報やノウハウは鵜呑みにせず、よく咀嚼しないとですね。
油でギトギトしていたオイルタンク周りも綺麗にしてみました。
と、言うかココを掃除する為にリアフェンダーを取り外したりした際に
ボロいフェンダーが気になって修理したのですが。
ところで情報と言えば、兵庫県のど真ん中に移住してきて7年経ちました。
つまり、テレビが無い(見ないのではなくテレビそのものが無い)生活が7年です。
まぁたとえテレビが有っても見てる時間が無いんですが、、
都会っ子テレビっ子からは想像出来ないかもしれませんが
別にテレビから情報を得なくても必要な情報はきちんと流れてくる。
永野芽郁ちゃんがハーレーを買ったとかね。
まぁその永野芽郁ちゃんが誰なのかを知らないんですが(笑
ふた昔前であれば情報の坩堝だったスポーツ新聞の朝刊が
マジかよってくらいペラッペラになってるのを見ても
生きていくにあたって如何にコンテンツを選ぶかってのが大事な時代なんでしょうね。
笑いたければ笑えるものを観るのも良いけど
笑える事をすれば良いし
感動したければ感動するものを観るのも良いけど
感動する事をすれば良い。
できればどっちもやりたいですけどね。
限られた時間の中で何をするかってやっぱり重要だなと思う今日この頃ですよ。
ではさらば!
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