みなさまごきげんよう♪
さてーCBXといえば元来6気筒の1000を指すのですが
どこか憧れであり畏敬の念といいますか、未知のモンスターのように思っていたバイクです。
そんなCBX1000がこの度、遠路遥々入庫してきまして。
オーナー様が作り上げてきたバイクの細かい仕上げ作業をご依頼頂きました。
まず乗って6発というバイクを知ってくださいとのことで、100kmほど走ってきました。
CBX1000いうと特徴的な6気筒エンジンですが実際にはフレームも美しいですし、
現物を目にしているとイメージの中にあるモンスター感はどんどん薄れていきます。
決してエンジンありきのバイクではありませんね。
足回りはCB1000SFでスイングアームが純正より長いのでWBも当然長い。
リアショックはレイダウンしたオーリンズ。
フロントもリアと同じくCB1000SF。
乗るとまたイメージが変わります。
高速をぶっ飛ばしても速いのはわかっていますから、
勾配のきついタイトな峠から速度がソコソコ乗るワインディング中心で試走しまして。
エンジンは尖った印象は無いのですが3500から4000を超えると吠え出します。
それでも繊細なトルクをアクセルワークに応じて一滴一滴したたらせているような
質感のある回転を積み重ねていく気持ちいいエンジンです。
足もまた良くて決して軽くない車体を意のままに操れますしタイヤとのマッチングも良い。
オーナー様のセットアップやポジション作りが私の好みと合っていたというのもありますし
各部よく手を入れられているバイクです。
恐らく素の状態でもきっと良いバイクでしょうね♪
して、そんなよく手を入れられていて楽しいバイクの何処をいじるの?
という話ですが。
そこは突き詰めていく者の宿命
人がイイというからイイのではなく
自分が納得出来なければ意味がないんですよね。
オーナー様の理想を実現すべく、しばらくCBXと向き合っていきたいと思います♪
それではみなさまごきげんよう。
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