みなさまごきげんよう🎶
ビラーゴのフルカスタムと並行して進んでおりますCBX1000。
沢山のパーツも別便で送って頂いたのですが、その中でも一際デカい部品がありまして。
それがこの6本出しマフラーです。
サイレンサーは汎用ですが、この6本出しのエキゾーストパイプは何とオーナー様自作です。
ブラケット類の製作のご依頼ですが、いやはや上手い事作られてますね。
純正マフラーを取り外していざ仮組み。
6/1000ですから1気筒あたりの排気は細いものです。
スタッドボルトもか細い。
袋ナットの中でスレッドが錆びていましたので錆びを落としてメンテしておきます。
スタッドボルト折れは悲しいですしね。
見えない所ですが自分ですとナット緩めた時にアンチシーズとか塗ってあると嬉しくなります。
この辺が僅かに太ってフランジが入らない部分を少し削りまして。
ちゅうかここもシッカリ作ってありますね。
6本バラバラのパイプをナンバリングに従って組んでいきます。
因みに新品のエキパイ組む時は最後に入念に脱脂してから火を入れるようにしています。
オーナー様の手によって仮組み位置決め用のステーが作ってありますので
それらを参考にしつつ、一旦バラバラにして組んでいきます。
各エキパイ、サイレンサーの間隔や角度、見え方と整列具合を何度も確認しまして。
間違いない位置を導き出していきます。
作り手には絶対的イメージがありますから、作り手と組み手が変わる今回のような場合は
如何に作り手のイメージを具現化するかが大切です。
ですから惜しみなく時間をかけて進めていきます。
それにしてもこのエキゾースト。
メンテナンスに必要なクリアランスなんかもしっかり取られていますね。
因みにこのブレーキペダルのリンクは手直し予定です。
しばらく目と頭を休ませておいて、再確認の後にサイレンサーの差込深さや
並び順や角度をマーキングしておきまして。
ブラケット製作時の目安にしておきます。
サイレンサーが片側3本ずつとなるとすごい迫力ですね♪
してこういう大きな表面積のものが後方に追加されると、
目線の重心位置が変わってきますね。今回はその辺の修正も行わせて頂く予定です。
次回マフラーブラケットの製作ですが
マフラー交換によって失われるセンタースタンドとサイドスタンドのストッパー、
そして位置的に装着出来なくなるタンデムステップの移設作業も併せて進めていきます♪
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