みなさまごきげんよう♪
'88XLH鉄仮面、アウトラインが決まってきました。
と、いうより元々決まっているアウトラインを作り上げていくのですが
こうして写真でお見せするには仮付け状態だとハッキリしないのです。
載けただけという状態ですと大きな単位で部品が動いてしまいますので・・・
タンクはマウント類を決めて全周溶接。
外板はエンジンに被さるくらいギリギリですが
底板は湾曲させてロッカーカバーを逃げるようになっていまして
中々複雑な形状になっています。
シートまわりもフレームにマウントを溶接して位置決めしていきます。
ボートテールはシートベースの骨組みと一体構造で
ボートテール自体は軽量化の為0.8mm鋼板、尻当て部が1.2mm
そこから3.2mmのマウント部を経て4.5mm厚の骨組みとだんだん板厚が増します。
1.6mm厚の鋼板を使用してシートベース部分を作成。
シートは別体構造ですが、ボートテールと接合する事で強度を増すように
尻当て部分に4.5mm厚のフラットバーを曲げて補強してあります。
本来であればシートベースをここまで補強する必要は無いのですが
強固なシートベースとカウルを一体化することで
カウルの上下動を押さえる作戦です。
それでもパネル自体が薄くビビリが出るのは間違いありませんので
切りっ放しの縁の加工やインナーにフレームの製作で全方向の振れを押さえていきます。
ショート加工のフロントフェンダーは傷や凹みが散見されますので
すべて板金修正しておきます。
ボートテール部分だけ単体で見ているとお尻が大きく感じますが
実際には細くてコンパクトです。
お次はシートベースの塗装とウレタン盛り
ボートテールの補強とインナーフレーム製作の予定です♪
それではみなさまごきげんよう!
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