みなさまごきげんようw
いやー、暖かくなってきてマジでゴキゲンですよホント。
言うても天気悪い日が続いたりで、ロクに走れないどころか
作業完了車両のお渡しも先延ばしになってしまう始末で
ホント異常気象かよって感じですな。
まぁ2月中でギリギリお渡し予定の車両を無事に納車できたので良しとしましょう。
本日はほぼ新車なのにウチであれこれいじらせてもらっているスーパーカブ110。
パンクのリスク回避の為チューブレス化したいとのご依頼です。
たしかに、チューブレスだとパンクしてもどこでもスグ直せますから。
実際、現行のJA59はキャストホイールにチューブレスタイヤですしね。
もちろんチューブタイヤにも低圧でも衝撃に強かったり
ホイールが歪んでても空気が漏れないというメリットがありますが
一般的な使用で空気圧管理をキチンと行っていればチューブレスで必要十分ではあります。
チューブが入っていない分軽くなりますしね。
と、言いつつ私のジムニーにはわざわざ重いラリーチューブ入れてますけども。
オーナー指定のタイヤはVeeRubberのホワイトウォール。
このタイヤ、値段がスゲー高いっす。
それでいてビードの精度とか、細かい造りはイマイチ、、
ただカブのサイズでホワイトウォールっていうのはコレしか無かったんですなぁ。
普通にキャストホイールに組むならまだしも
スポークホイールのチューブレス化加工でキチンとエア圧を保持できるのか
微妙に不安です。
スポークホイールのチューブレス化においてはOUTEXさんのキットを使います。
元々はスーパーバイカーズとかターミネーターズの連中がやってた印象なんですが
今やキチンと商品化されてラインナップも多種多様なんですな。
早速チューブレスキットを組んでいきますが、コレが超大変w
初めての施工な事もあって一本あたり3時間くらいかかってしまいました。
リアはリム幅があるのでまだ良いですが、1.40のフロントはかなり厳しいクリアランスです。
内容的には強力な両面テープでニップル部を密閉して保護シートを貼っていく作業ですが
ビードの逃げを確保するとなるとホントにキワキワです。
セローなんかは一時期からリアをスポークホイールのままチューブレス化しましたが
ある程度細いリムの場合はあのリム構造じゃないと確かに難しいかもですね。
しかも組むタイヤがホワイトウォールなのでモノスゲー気を遣いますですよ。
因みにホワイトウォールやホワイトリボンはクレンザーと亀の子タワシで掃除すると
保護剤の青いのも取れるし常に綺麗に保てます。
あと気になるのはチューブ仕様のリムにチューブレスタイヤという
ビードの密着性の問題ですかね。
ビードシーラーを使えば解消するんですが、ホワイトウォールとなるとちょっとね、、
実際、エア圧が低くなるとビードからのエア漏れは確実に起こると思います。
こういったイレギュラーな組み合わせとなると
エア圧管理はチューブの時よりもっとシビアに行うのがベストです。
私的にはエア圧規正は2週間に一度は行ってもらいたいという考えなので良いですが
その辺ズボラな人はチューブレス化は考え直した方かと。
特にカブの場合は。
まぁJA07のどっかの仕向け地用のキャストホイールを組めばその辺も解決なんですが
まぁアレはアレでデザインがねぇ、、
JA59のキャスト使うとディスク化しなきゃならないし。
まぁアレだ、何するにしてもアレコレ考える事は多いよなってところですわな。
そいでもって今回はUSB電源の取り出し箇所設置も承りまして。
こんな時のために配線弄った際にIG+とアースの線を1系統用意していた私は偉いw
変圧器も何とかフロントカバー内に収める事ができて一安心です。
そういや昔はバイク買ったらブレーキホースをステンメッシュに変えて
ミラーをナポミラにしてウインカーをヨーロピになんてノリでしたが
今や最初に何するかっていうとUSBとかスマホホルダーとかグリップヒーターなんてのが
それらにとって代わってるというか、下手すりゃオプション設定があったりするんですな。
まぁ時代ですわ。
まぁそういう時代遅れ野郎の戯言はさておき、確かにホワイトウォールはお洒落ですな。
車体の配色をより際立たせたいというオーナーの意図にも確かに納得です。
まぁ私みたいな非オシャレ人間からすればタイヤはしっかりグリップして
パターンがカッコよければ黒くて全然OKなワケですが
確かにコレはコレで良いっすな。
オーナー様にも大変気に入って頂けて良かったぜってなところです。
4月もボチボチ作業入っておりますので
何かご入用でしたら今のうちにご予約お願い致しますという毎度の締めくくりでさらば!
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