2021年6月1日火曜日

ショベルにEキャブ。


みなさまごきげんよう( ´∀`)


イヤー、早々に梅雨入りしたかと思えば梅雨らしくない晴れ間が意外と多くて

梅雨入り宣言撤回されるんじゃないかと不安になりますね。

個人的にはサッサと梅雨入りしてサッサと梅雨明けして頂きたく

四季があるのが日本の素晴らしいところですが、私としては梅雨は5つ目の季節という感じで

もしかすると一番嫌いかもしれません。

まぁ言うても雨季がある国からすれば日本の梅雨なんて

ケツ毛に絡んだトイレットペーパー程度の些細な現象なんでしょうけどね。

イヤ、ケツ毛に絡んだトイレットペーパーは決して些細な問題じゃないですな。


んで今回は元々CVキャブが装着されていたFXRのキャブレターをEキャブに交換いたします。

ショベルにCVって悪い組み合わせでは無いんですが

Eキャブも面白いですからねー( ´∀`)

で、キャブは現行品の新品を投入します。

キャブはですね、基本的に新品がイイです。

中古をフルオーバーホールするという手も勿論あって、

私はこれまで散々中古のキャブを直しては使ってきました。

ただ特にS&Sのキャブに至ってはパーツの一つ一つが結構高額ですので

診断、洗浄、O/H工賃に部品代と積み重ねていくと結構な額になってしまいます。

尚且つEキャブとかはミクスチャーポートが傷んでいたりとか経年劣化も結構あるので

リスクと時短と確実なセッティングを考えると新品をイチから組むのがよろしいかと。


と、言ってはいますが中古キャブを自分でO/Hして使いこなすというのも楽しいですから

安くで中古キャブが手に入るのであればそれはそれで良しだとも思います。

ただ、、、、ヤフオクとかだと中古のEキャブとかってスゲー値段したりしますので

そこら辺は冷静になって考えた方が良いかと思うんですね。

安くあげるからこそ節約になるわけで、結果的に高くついて時間がかかるのはちょっとね、、

え?

ポンコツを買っては安物買いの銭失いを体現しているお前が言うなって?

イヤイヤ、そんな私だからこそ言ってるんですよw


ま、その辺の話はさておきサクサク組んでいきまして。

EキャブはSHORTYなワケですが、実際はCVの方が出幅は少なかったりします。

が、ショベルにおいてはインシュレーターで出っ張ってしまうので

結果的にCVとEキャブの出幅の差はほぼ相殺されます。


で、いつからかバックプレートもモデルチェンジされていまして。

ファーストアイドルレバー、つまりエンリッチナーを引き上げるレバーの軸が渋くて

綺麗にエンリッチナーのロッドを引けない個体があります。

ので、バックプレートを適切に加工して、ノブがヌルッと動くように調整しておかないと

エンリッチナーのロッドが曲がったりというトラブルが出てきます。

Eキャブに限った事ではありませんが、

古いハーレーは正しく作動させるためのアライメント出しが超重要です( ´∀`)


そんなワケでスロットルケーブルも交換して装着完了です。

個人的な意見ですが、Eキャブに関しては低速が、とかアクセルワークが、、とか

そういう記述や情報をそこそこ見かけます。

が、実際のところはそのシンプルな構造を見てわかるように

一部でまことしやかに言われているような繊細なキャブじゃないです。

大口径キャブで燃料をドバッと燃焼室にブチ撒けてバーンと点火するという

豪快かつわかりやすいキャブなんです。

このキャブはそこから産み出される硬質なトルクこそが面白くてですね

変に神経質になって扱う方がよっぽど扱いにくいんじゃないかなと。

なので

乗り手もシンプルにアホになってセットアップしていった方が素直に言う事聞いてくれます。

燃費も言われているほど酷くないと思うんですが。

まぁ、、、高回転域が結構上な方な事と

なぜ「スロージェット 」ではなく「インターミディエイトジェット」なのかという事

加速ポンプとは何ぞや?

の3点をおさえておくと道に迷いにくいかなと思います。

知らんけど。

知らんのかいww


「知らんけど」ってリスクヘッジ的な無責任っぽい物言いですが

でも実のところ物事の真理ですよね。

あくまでも知ってる限りでって言う事です。

まさにオートバイなんかもそうで、僕らが知らない何かを知るのは

そのオートバイを走らせているオーナーだけなんですよね。

「調子が良い」の基準

その逆の基準。

自分にとって何がベストか、それともベターなのかそもそもそれ以下なのか。

そういう基準値を常にわからせてくれるオートバイは

やっぱり楽しいですね。

と、いうお話でした(´∀`)



ではさらば!