みなさまごきげんよう。
本日はショベルFXRのフレーム加工です。
FXRはどれも同じように見えますが、
ショベル時代はリアショックのレイアウトがエボの年代と違いまして。
早い話がショベルFXRはリアショックがエボより立っています。
オーナー様はルックスとしてショックが寝ている方がカッコいいのと
リアショックの突き上げも気になるという事で
リアショックのレイダウンをご依頼頂きました。
雑な画ですがレイダウンするとこのような感じですね。
今回のレイダウンはエボと全く同寸に製作し、単なる改造ではなくアップデートとしたく
フレームディメンションを基に何度も計測と検討を重ねてから着手します。
ろくに走れねぇバイクを作る気は毛頭ないので( ´∀`)
コンピューター設計と言われるFXRフレームですから
モデルチェンジでショックが寝たのにも理由があるはずです。
Zのレイダウンにモリワキのフレームを参考にしたりするのと同じですね。
そんなわけで、フレームを加工していきますが
先ずショックマウントのボスを溶接固定する下穴を慎重にあけていきまして。
本来フレーム単体にして行いたい作業ですが、そうなるとバイクは全バラになってしまい
工賃だけでもとんでも無いことになってしまいますので
車上で作業できるように工程を検討して治具を作り
正確にエボFXRのディメンションをトレースする作戦です。
ちなみに、FXRはご覧のように分厚い補強が入っていて
これがショックマウントボスの位置に被ってくるので
慎重に作業しないと通りが狂ってしまい整列しなくなってしまいます。
ですので息を止める勢いでたかが穴開けに2時間くらいかけて加工していますが
失敗してしまうと台無しなので心臓に悪いです( ´∀`)
お陰様で通りも寸法もバッチリ施工できました。
お次はショックマウントボスの溶接へと進んでいきます。
※作業をお待ち頂いております皆様、順次進めて参りますので
どうか今しばらくお待ちくださいませ。
それではごきげんよう!
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