2020年11月29日日曜日

受け継がれる想い。

 

みなさまごきげんよう( ´∀`)


ドラッグスター400クラシックです。

こちらは買い取りで入ってきた車両で、取り敢えずエンジンかかるようにして

現状で投げ売りしちゃえばエエかと思っていたのですが、

みすぼらしいクリアのウインカーレンズや

やかましいだけの外品マフラーをわざわざ純正に戻したり

車体を磨いたりして見れるようになってきたので

インスタに写真を載せたところ速攻でSOLDとなってしまいました。


新オーナーは常連さんの息子さんで、初めてのオートバイです。

とても気に入ってくれたようで、どうやらお父さんが以前に長く乗っていて

よく後ろに乗せてもらっていたバイクと同じ、白/赤のペイントに心惹かれたようでした。

私はそれを聞いてしまったものですから何だか嬉しくなってしまい

もうお父さんの白/赤のバイクは無いけれど

同じ色のバイクで自分のバイク人生をスタートさせたいという想いに

全力で応えたいと思った次第です。

37年前に自分の父親が買ったジムニーに未だ乗る者として。


まずキャブレターは数年放置されていた事もあって中身をしっかりオーバーホールして

組んでしまえば全くと言って見えなく、ガワはピカピカでもこの辺は汚い車両が多いですが

キャブの外観も綺麗にソーダブラストでリフレッシュ。

年式が年式ですのでそんなビカビカなバイクじゃありませんが

機関部が綺麗っていうのは粋なココロイキなのです。


ちなみに、このキャブのパイロットスクリューにはOリングが入っていて、

コレが固着したり劣化したりで取り外し時にブッツリ切れてしまったりますが。

このOリングはパーツリスト上ではアッセンブリー(4TR-14015-00)になっていて

お値段1420円が2つ分で2840円もかかってしまいますが

Oリングだけを交換すればおひとつ22円で済みます。

私は昔からセコく車もバイクもいじってきたので、合う物を探す癖がついていて

お陰でコストが低くおさえられるのですが

実際色々調べて探してる時間を換算するとアッセンブリーで買った方が

早いし安かったりするんですけどね。

んでこういう流用ネタとかセコい情報を欲しがる人が居たりしますが

そういうコトは自分で労して手に入れないと何も身に付きません。

逆に、親切に教えてもらったりした情報は、他の人にも親切に教えてあげましょう。

ほんとインスタなんかやってるとダイレクトメールでフレームはどうだとか

フォークは何インチオーバーかとかネック角は何度だとか何度も聞かれて疲れるんですが

んなもん知らんわアホ!

ネック角?そんなもんいくつも試してエエと思った角度じゃ!

という気分です。

イヤ、ホントに何度か知らないんですけどねw


話は戻って、国産車ではよく使われているゴム製のインシュレーターも


クラックが貫通してしまっていて二次エアーを吸ってしまっているので新品交換しまして。


ビンボー臭く黄ばんで劣化してしまっているテールランプのレンズを


ビンボー臭く必死で磨いて綺麗にしたりと

気持ちを乗せられるバイクにすべく色々手を入れております。

人生の初バイクを提供させていただくという事で、つまりはいずれステップアップして

コレに一生乗るなんていうことは無いと思います。

ですが、初めてのバイクはボロいけど良かったなと。

そう思い返せる一台になってくれるように

私も気持ちを込めて手を入れていきたいと思います。


ではさらば。