みなさまごきげんよう♪
CBX1000の6本出しマフラーの仕上げ作業の続きです。
油圧プレスでついた深い線傷が気になるということで
表裏6か所ずつ、計12か所の線傷を溶接肉盛りにて消していきまして。
そうすると気になってくる素材自体の傷(疵)を研磨していきます。
面の歪みもありますので、ペーパーでジワジワ研ぎ落としていくわけですが
相手が鉄ですので中々大変ですね♪
完全な平面は難しいのですが、装着状態での見え方を重視して削っていきまして。
メッキの下地として整えてあげると部品らしさが出てきますね♪
反対側も同様に仕上げていきます。
メインステップのホルダーもオーナー様自作ですが
アルミ製かと思いきやしっかり鉄で作ってあります。
ステップの差し込み部の加工なんて手ヤスリで仕上げてありますが、
鉄相手にコレやるのは大変ですね。
ステップ位置が変更可能な作りでしたが、余分を切除してこちらもメッキの準備です。
そして猫の手も借りたい勢いですので猫の手を製作。。。ではなく。
サイドスタンドの接地面積が足りず、下駄をかますのに猫の足型でということです。
このような造形物は中々作る事がありませんので難儀しました。
加えて6本出しマフラーとなることで足りなくなるスタンドの延長加工も実施します。
ノーマルマフラー使用時にも違和感の無いようにというご要望ですので、別体式に。
ねじ込み式ですのでノーマフマフラー時には取り外しておけば純正と同じですね。
延長部はSUS材を使用していますから塗装剥げで錆びてくる事もありません。
出幅は最小限にて。
あまり大げさなエクステンションですと
操作性は良いかもしれませんがちと不細工な感が否めません。
実際の所、その車両のスタンド位置に慣れてしまえば
ある程度控えめでも問題ありません。
勿論、基本的に操作しやすい位置に在る事が大前提ですが。。。
ステー類のメッキの仕上がりを待ちつつ、6本出しマフラーの音質の改善
そして要リフレッシュのフロント足回り等の作業へと進んでいきたいと思います。
それではみなさまごきげんよう♪
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