HONDA CR93
これを観るだけでも価値があるというかSHOW会場に鎮座していること自体ありえませんね♪
タコメーターは5000rpmから。
ハンドルみたいな綺麗なRのカウルステーに丁寧な潰しのパイプのメーターブラケット。
ケーブルアジャスターの回り止めも非常にシンプルながら確実な手法ですね。
トップブリッジの造形も美しい。。。
マグネシウムの2リーディングドラム。
ドーム型のセルフロックナットが素敵ですね♪
カウルのブラケットのフレーム側支持部は薄いプレスの部材を組み合わせつつ肉抜き。
ファンネルの栓まで装備されてる・・・
72と共通のY部品。
サイレンサーはモナカ合わせでブラケットも軽く作る工夫がされてある。
ピンラインの擦れが貫禄ですね。
この車両をここまで隅々まで観られる機会はそうそうありませんね・・・
カウルはアンダーカウルがピッタリはまるようにフランジをつけて成型されてる。
アンダーカウルを取り外しての展示は出展者の心遣いからだと思われ
下から覗きたい人は底部まで観察し放題♪
背後にあるこちらはYAMAHAのTD1BかCなのかな?
恐らく現役で走ってる車両なんじゃないかなっている雰囲気です。
カッコいいなぁ・・・
迫力あるエアスクープ。
軽さと強度を兼ね備えた形状のアクスルシャフト周辺の造作。
肉抜きされたドラムパネルは前側にしっかりスクープを装備してる。
ブレーキのトルクロッドはか細い棒にロッドエンド。
美しいですね♪
チャンバーは後端を切り飛ばしてあるのかな。
フォークのボトムと同様にクロムメッキされてる。
そのチャンバーはスプリングマウントにして振動を逃がしてある。
ここは本来キャブの別体フロートがラバーマウントされていたはずの部分。
カウルのマウントも兼ねるようになっているみたい。
プレス部材の貼り合わせで強度を出してしっかり肉抜きされたショックマウント。
こういう機能美を観察していると設計思想や速さの追及といった気概が感じられますね。
レーサーは反骨精神の化身
良いものを観させて頂きました。
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