とある日・・・
久しぶりに走ろうと思ったらバッテリーが上がっていた。
ジャンプコードで給電して、充電がてら走り回っていたら突然のエンジンストール。
踏んでればいいのだけれど、アイドリングを保てなくなる感じ。
よくよく見たらオーディオの電源も落ちている。
G16Aにスワップしてインジェクション関連の配線をイチから作った車両なので、
電気系統のトラブルが出るといの一番に自作ハーネスを疑ってしまう。
オーディオの電源が落ちっぱなしなのはそのせいだろうと。
エンジンストールに関しては燃料関係だと睨んだ。
しかしながら翌日にまたバッテリー上がりを起こして、VIPERがけたたましく誤作動した。
あまりにおかしいと思い、バッテリー単体で電圧を測ると3Vしか出ていない。
踏んでればいいのだけれど、アイドリングを保てなくなる感じ。
よくよく見たらオーディオの電源も落ちている。
G16Aにスワップしてインジェクション関連の配線をイチから作った車両なので、
電気系統のトラブルが出るといの一番に自作ハーネスを疑ってしまう。
オーディオの電源が落ちっぱなしなのはそのせいだろうと。
エンジンストールに関しては燃料関係だと睨んだ。
しかしながら翌日にまたバッテリー上がりを起こして、VIPERがけたたましく誤作動した。
あまりにおかしいと思い、バッテリー単体で電圧を測ると3Vしか出ていない。
そこでバッテリー交換となったのだけれど、全ての不具合はバッテリーによるものだった。
所謂カルシウムバッテリーというのを使っていたのだけれど、
こういった最近の高性能バッテリーは徐々に性能が落ちていくのではなく
急激に性能を「失う」ものらしい。
バッテリーなんて補水したり充電したりしてボチボチと使い永らえてきたという常識は通用しない。
約3年。ここらへんがこういったバッテリーの寿命のようだ。
今回はオプティマのイエロートップに交換した。
一昔前はオプティマといえば赤いデカいバッテリーだったけど、イエローはスッポリ収まる。
振動の多いジムニーには最適なバッテリーといえるだろう。
オーディオも通常通り作動し、エンジンストールも起きていない。
車両が不調になると難易度の高い不具合を想像してしまうが、解決策は簡単な事だったりする。
こちらのもう30年以上も一緒に暮らしているポンコツはというと
荷台に米軍の防水ケースを設置してある。
その中には高性能ドライバッテリーが収まっている。
重量的にフロントにバッテリーを置かずに済むし、転倒しても液漏れがない。
揮発ガスによる腐食もない。
寿命も長くてもう4~5年は使っている。
T500はというと、さらに新しいSHORAIバッテリーを入れてある。
このバッテリーはドライなだけでなく軽さも魅力で、エボスポにも使っているけど具合はいい。
バッテリーを交換してJA51の不具合も解消されたと安心していたところ、
今度は何とエイトの方が始動不能になってしまった。
タイミングライトで点火を見るとどうにも火が飛んでいないようなので点検するも原因が解らない。
JA51のデスビを使ってフルトラ化してあるので、イグナイターあたりが怪しいだろうと。
一旦本来のポイント点火に戻してみるも相変わらず火は飛ばない。
そうなると車体側の不具合だろうと疑ってかかるも、全く問題がない。
そういえばフルトラ化した理由はコンデンサ不良で始動不能に陥ったのが原因だった。
元のデスビのコンデンサを手持ちの中古に交換したらアッサリと直った。
故障した部品を故障した部品と交換してしまったわけだ。
そしてもう一つ、自分の使っているタイミングライトはシリコンコードに反応しないことも忘れていた。
不具合というと車両のほうが自動的に壊れるみたいに思ってしまうけれど。
不具合は結果であって、原因は自分のせいだっていうことが多い。
10年とかいう大きな単位で同じ車両をずっといじってるとよくわかる。
自動車やオートバイが愛情を求めてくる事はないが。
こちらからの愛情を受け止めて機械として精一杯に応えてくれるのは間違いない。
そして時として機械以上のタイミングを生み出したりすることもある。
云い古された言葉かもしれないけれど、やはり車両は自分が映る鏡だ。
今日も一方通行の愛情を注いでいきましょう。
それではさらば!
。