みなさまごきげんよう。
11月突入って事は今年も残り少しって事ですね。
年内にご予約車両全部お返しできるように頑張らねば!
間にサクッと終わる系作業や緊急入院もあるので油断ならないっす。
んで今回の入庫車両はZRX1200ダエグの最終型です。
いやはやホント色んな車両が来ますね( ´∀`)
ご依頼内容はタイヤ交換。
新車装着のBT-021ですから7年ほど経過していますね。
こうなってしまうともう変な減り方しかしませんし
普通に危ないのでバリッと交換しましょう。
今回はオーナーの乗り方とコストも考慮してダンロップのロードスマート3Sを。
リアがシングルコンパウンドになったエントリーモデルですね。
BT-023と比べると10,000円くらい安くあがります。
リアの減りは微妙ですが硬化が激しいです。
走行は8,500kmほどですから随分長持ちしてますねぇ。
普通のツーリングや街乗りメインであれば必要十分なタイヤです。
ハイグリップタイヤもイイんですが、
ライフとコストとグリップのバランスシートをちゃんと見てセレクトしないとです。
まぁこのタイヤを選ぶ作業、微妙に大変なんですよ。
もちろん、ご指定頂いたら黙ってそのタイヤを組むんですけどね( ´ ▽ ` )
ついでにサスペンションの調整も。
オーナーの体重に対して全然合ってないですね。
最低でもバイク買ったらサグ出しはしておきましょう。
前後ともプリロード多めにかけてダンパーは標準値に。
っつーかね、このバイクジャッキアップが何気に面倒なんですね。
フロントは何故かホーンが変な所にあってスタンドかからないし
↑ホーンが外すのにカウルも外さなきゃならない
リアも専用のフックが無いとスタンドかけれませんですね。
結局一般的なバイクジャッキで作業するのが楽でした。
んで、これも頼まれていたタイヤの皮剥きもやっておきます。
リッターバイクは操作にもよりますが走り出しでズッコケたりしやすいのと
これから寒くなってくるので、さっさとひと皮剥いておきましょうってなところです。
エントリーモデルとされているロードスマート3Sですが
エントリーモデルだけあってソツなく仕上がっていますね。
しかも結構スポーティーにも走れます。
コーナリング中はそれなりに丁寧に扱った方が良さそうですが
普通に乗るならコレでOKでしょってな感じです。
それにしてもアレです、こもZRX1200ダエグっていうバイク。
ルックス的にも好きなバイクの一台なんですが
乗ってみるとスゲー楽しいですね( ´∀`)
ZRX1200Rまでの、これぞローレプ!的なカウル造形から
より現代的にしたとはいえ特にビキニカウルは随分尖らせたよなって思っていましたが
多分コレ初代ニンジャGPZ900Rの意匠を取り入れたんじゃないかと。
ダエグのエンジンの源流は900ニンジャですから、
系譜の締め括りとして最後のZRXでこういうデザインをしてきたんじゃないかな。
っていうのは深読みしすぎですかね( ´∀`)
走りもまさにスポーツネイキッド、気分はAMAスーパーバイクですよ。
いきなり乗ってもすぐ言う事聞いてくれる素直さ。
こりゃぁZRX好きが多いのも頷けます。
メーカーからもユーザーからも愛されたバイクだなぁと。
そんな事を思ったりなんかしちゃいましたね。
また8,000kmくらい楽しく走ってくださいませ( ´ ▽ ` )
それではさらば!
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