みなさまごきげんよう( ´∀`)
さて本日はワンオフ製作のシーシーバー。
フルカスタム車両では基本的にワンオフの嵐になるのですが
ワンオフにも2種類あって自社製作の車両の場合は製作者が思うように作業します。
対してオーダーによるワンオフの場合は依頼内容やオーナーの希望に合わせた製作。
今回は後者です。
この車両の場合基本的なボディーワークはウチで行いましたが、その他は、、、
オーナーがコツコツ仕上げています。
造詣の深いオーナーなのでご希望を取り入れつつ進めていきまして
ようやく形になってきました。
私がボンクラなので、曲げ直す事6回( ´∀`)
角棒ですが、素材のままのピンピンではなく全ての部材は面取りして滑らかに。
ピンピンだと持った時痛いですからね。
転倒時も怖いですし
荷物を結わえた際に紐も傷みます。
こういう突起物はモノや人に対する「当たり」も考えなきゃいけません。
後は本付けしてセンターに一本通してフックを取り付けたらメッキ行きです。
いつだったかな、シーシーバーを作ってほしいというお問い合わせがありましたが
お考えの費用と全く合わないのでお断りした事があります。
提示された額が市販品より安いくらいのレベルで
しかも「こんな風に」とお手本のカタログ写真を見せられましたが
いや、じゃぁそれ買ってくださいよと。
よく勘違いされますが、ワンオフ製作って安くあげる為の手段ではありません。
安さで言えば市販品、つまり量産品が絶対に安いんです。
そういう品物に対してわざわざ一品製作するというのは
対応する物や自分の望む物がこの世に無かった時、それを叶える為の手段です。
あとは自分だけの唯一無二。
これが一番の価値ですね。
AEONの格安スーツとテーラメイドのスーツの違いって皆さんご存知だと思いますが
それと同じだと思ってもらえればよろしいかと。
テーラーに行って量産品と同じ仕様、値段でフルオーダーお願いします!
フルオーダーする意味すら無いですし
職人さんは気を悪くしますよね当然。
まぁそもそもそんな人居ないでしょうけど( ´∀`)
極端な話をしていますが、
ワンオフパーツの製作承ります。
が、明確な目的をもってオーダーしてくださいね。
っていう話です。
そいではさらば!
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