2021年12月10日金曜日

信じるのと疑うのは同じ事。


 まいどごきげんようコウバ長でございます。

さて、いつも誰かしらのミスを声高に指摘して晒している私ですが。

当然自分自身がやらかした事もきちんと晒します。

普段から振動に対する配慮や増し締めの重要性、

部品を路上に落とす事の危険性を散々ほざいているくせに

増し締め不足によりパーツを脱落させるという、

あってはならない事故を起こしてしまいました。


その部品はテールランプおよびナンバーホルダーで、たった400kmほどの走行で脱落。

テールランプは砕け、ナンバーホルダーは曲がり

ナンバープレートもタイヤに巻き込まれてクシャクシャです。

幸いな事に配線で繋がっていたので路上落下こそありませんでしたが

後輪に完全に巻き込んでいたら、配線が切れて路上に落としていたら

とんでもない事故になっていた可能性があります。

何よりも折角綺麗に仕上げた車両が傷物になってしまったオーナー様に申し訳なく


車体、ライダーとも無事というご報告を受けて少しは安心しましたが

即刻新しい部品を発注しまして

クシャクシャのナンバープレートは陸運局で同一番号で再交付の手続きを行い

新しいテールランプとナンバープレートを緩み止めと脱落防止対策を施して取り付け

脱落から12日後に現状復帰しました。

勿論私のミスなので全て無償修理です。

ウッカリは誰にでもあると言えばあります。

それは中々防ぐことはできません。

しかしそのウッカリによって起こりうる事態の重大さを考えると

ネジだけでなく自分の心もしっかり締め直さないといけないと実感しました。

大切なことはキチンと伝えなければなりませんので、言う事は言うスタンスは変えません。

ダメなものはダメだと。

しかしながらそういう事を発信している私は

こういう失敗を実際にやってしまった人間であるという事実は

どうかみなさま覚えておいてください。

そして大いに疑ってください。

信じるのと疑うのは同じ事です。

疑うというとネガティブな表現で信じるという言葉の反義語みたいに思ってしまいますが

疑うからこそ自分でも確認して、

「やっぱりお前が正しかった」というリアルな信用になるのだと思うんですね。

だから私は疑われても別に悪い気はしないんです。

疑われるという事は相互確認の機会です。

そりゃ一方的に責任を押し付けられるのは嫌ですけどね。

アイツが言ってる事は本当なのか?

ぜひ疑ってください。

もちろん私自身も自分を疑いますし

今後同じ過ちを犯さない為に一層精進していきたいとも思います。

信じるのと疑うのは同じ事です。

大いに疑ってください。



ではさらば!