みなさまごきげんようっと( ´∀`)
先日ワタシやらかしまして、ちょっと凹んでおります。
やっぱり増し締めは大事ですよ。
そう思ったら試乗する距離もっと伸ばさないと。
早くお渡ししたいっていう気持ちが裏目に出るというか、
やっぱり急ぐとロクな事が無ぇです。
話はだいぶ過去に遡って、1号機のブレーキパッドを交換しました。
最初はCP2696付属のロッキード純正パッドでしたが
フィールが今ひとつで、デイトナのゴールデンパッドに交換して6年くらい走ったのかな。
走るステージが変わるとリアブレーキがフェードするようになってきまして。
そりゃ急勾配のタイトなコースを、リアブレーキひとつで走ってるワケですから当然ですが
タイヤがハイグリップになってサスも変更してフィールはだいぶ良くなったものの
耐フェード性の面で不満というより不安が拭いきれませんで。
これまではブレーキ性能がサスやタイヤを上回っていたくらいなワケですが
ブレーキングにおいてもっとマージンが欲しいという気持ちは日々募るばかり。
なので
耐フェード性においては屈指の性能と信じて止まないメタリカのパッドに交換しました。
このパッドはカーボン焼結。
つまりカーボンメタルパッドと焼結パッドの良いトコ取りを狙って開発されていまして
お値段はシンタードパッドの軽く倍はしますが
ストリートにおいてコントロール性と耐フェード性は抜群なパッドです。
本来はフロントに使いなさいというパッドなのでイレギュラーな使い方ですが
むしろ猛烈に負荷がかかるリアシングルブレーキだからこそ
その性能に頼りたいといったところです。
実際に走行しましたらば、もう絶大な安心感です(プラシーボ効果含めて)。
制動力が申し分ないのは勿論ですが、やっぱり耐フェード性がすばらしい。
この制動力でありながらコントロール性も相当に良いです。
レバーではなくペダル操作でコントロール性がわかるワケですから
こりゃフロントに使えばかなり気持ち良いですね。
いつも通り走ってもフェードの兆候は全く無いうえに
初期から高い制動力が立ち上がってくるからコントロールがきく。
つまりリリースがし易い。
リリースがし易いっていうのは結構重要なんですよね。
ブレーキはかけるより抜く方が難しいんです。
唯一難点とがあるすれば、ハイグリップタイヤやちゃんとしたサスと同じく
コレ使ったらもう他には戻れねぇっていう事くらいですw
ダメだって決めつけるコトが如何に愚かな事か。
ネガに気づいて落胆して諦めてしまうのが如何に勿体ない事か。
アップデートを続けていく、立ち止まらない事の大切さ。
そういう事を毎度毎度教えられている気分です。
1号機が出来た時、どの雑誌にも取り上げられる事は無かったし
ホントにごく一部の好き者が共鳴してくれただけだった。
もっと見てほしいってそりゃ正直思ったんだけど、
この1号機にとってそんな7年前はやっぱりダメだったんだよね。
まだまだ伸び代があるっていうか、やっぱり産まれたてなワケだから。
でも今見てほしいのはどんな改造をしたとかどんな音がするとか
そういう説明的な事よりも
このオートバイが如何に気持ちよさそうに走るか。
ただそれだけ。
当時は謙遜して大っぴらには言えなかったけど、今は言える。
カッコイイぜ!
格好が良いんじゃない、恰好良いんだと。
見た目だけじゃない、それそのものに相応しい様が良いんだよって。
ずっと歩んでかなきゃわからない。
そんな事の方が多いんですよね。
ではさらば!
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