2021年11月20日土曜日

里帰り車検②フォークセッティングとリアタイヤ交換等。

 みなさまごきげんよう( ´∀`)

里帰りお車検進めておりまして。


5年前に組んだフォークのオイル交換。

オーバーホール時に内部は徹底洗浄しているのでオイルはまだまだ綺麗ですね。

言うても劣化は当然しています。

今回はフォークオイルの動粘度と油面を変更しましてダンパー特性を変えます。

基本はリア重視ですがこれまでよりフロントブレーキを使って鼻を入れれるように。

これは走りの幅が広がります。


ステムも予圧を調整しまして。

こういう小さなクリアランス詰めも効いてきます。


そしてリアタイヤ交換。

タイヤは一度オーナーが元のものと同じタイヤに交換してくれていますが

組んだ当時はまだ私自身が想定している走りのレベルが低かったのでこのセレクトでしたが

走り込んでいくうちにオーナー自身もグリップの低さを感じるようになった事もあって

走りのレベルを1段階上げるべく普通のタイヤに交換します。

つまり

チョッパーだからこんなモンでイイやっていう足から

チョッパーだけどソコまでイケるのかっていう足に。


ステージ1としてウチでは定番化しているK527を投入。

決してロングライフなタイヤというわけではありませんが

タイヤの価格自体が低めなのでコスパ的には所謂ハーレー用タイヤとそんなに変わらない。

そもそもライフを気にされる人は多いんですが

たとえばロングライフのタイヤが10年もったとして

その性能低下はどうなのか。

年間走行距離は一体何キロなのか。

どんな走り方をするのか。

ライフよりその辺を基準にタイヤセレクトされるのがよろしいかと思います。

タイヤのライフって結果論ですから。


走りに関してはこのタイヤで不満は出ないレベルですが、

ステージ2としてはハイグリップのK300GPですね。

これはもうやめられなくなります。

ただ街乗りオンリーで乗るには旨味が少ないのも事実ですけどね。

こういうバイクにハイグリップタイヤなんて要らねーよっていう人も多いですが

大排気量のVツインというエンジンのトラクション特性だからこそ

高いグリップ性能が生きてくるんですよね。

逆にショボいタイヤだとトラクションの抜けが著しい。

トラクションってタイヤとかサスが先頭にくるイメージが強いですが

その根源はエンジンですから。

ちなみに一般公道でリア(フロントは流石に無いと思う)が滑るという経験をされている方は

タイヤとサスを見直された方が良いです。

エンジンのトラクションがタイヤやサスを追い越してしまっているか

乗り手にバイクが追いついていません。

こういうバランスが狂いはじめると、最終的にはコケます。

私が1号機のサスやタイヤ、ブレーキに手を入れてるのは何故かって

コケたくないからです。

コレみなさんも同じだと思うんですよね。


続きましてメーターを取り付けていきまして。

速度よりも距離管理の意味合いですが

リフレッシュを機にこれから色々数字で見ていきたいなと。


凝った取り付け方法ではありませんが

それほど邪魔なモンでもないと思います( ´ ▽ ` )


それにしてもデジタルな時代になって色々便利ですねホント。

小さくて正確に速度設定できるメーターや超小型で車検対応の灯火類

小指の爪ほどもないウインカーリレーにモジュール化したハーネスユニット

私はオールドスクール派ですが

シンプルにする為には新しいモノを取り入れる派です。


うーんそれにしても立ち姿が明らかに変わりました。

長く接しているオーナーじゃないと絶対わからないレベルですが

攻めの雰囲気というかシッカリ感が在るバイクはやっぱり良い雰囲気を持ってますよね。

で、引き続き車検の準備を進めていきますが

こりゃダメだってトコがコレと言って無いwww

良い事です。

オーナーもよく手を入れてくれていますしね。

直さなきゃならない所が無い分、細かい所をツメてお渡ししたいですね。

その為にお預かりしているわけですし。

わざわざ預けてくれる心意気にしかりお応えしたいと思います( ´∀`)


ではさらば!