グリーンさんのパン。
極めてオーソドックスなスタイルでまとめてあって好感度高いですね。
グリーンさんは基本的にシルエットを作るのが上手ですよねぇ。
リア18だと少しくらいフロント伸ばしてもカチ上がり過ぎずに
適度な腰高感が出て落ち着いた感じになります。
タンクはピーナッツで鉄板貼りのフレイムスにダックテール。
陶器みたいな質感のペイント。
この手法は車のフェードペイントにも似ていますね。
後ろも光るライト。
オフセットしたハンドルはポジションもありますが
見た目的にも真っ直ぐ立ち上げより背面のラインが整いますね。
ギアドライブになってる。
これって軸に対する負荷が結構軽減されそうなギミックですね。
片ハブドラムのパネルにはリブがつけられてる。
ロングアウターにしてスタビがついてるから、
33のロングフォークでブレーキ付きでも結構耐えられるかと。
特に33はしなるから、こういう配慮は大事です。
よくフロントブレーキレスは危ねぇと言われますが、こと33のロングに関しては
ヘタにブレーキついてる方が危なかったりしますからね。
まーブレーキついててもロクに効かないブレーキの方がよっぽど危険でもあります。
マフラーステーも凝ってるというか綺麗に作ってある。
マフラーエンドはウツボカズラみたいになってます。
テールはリブフェンダーに埋め込み。
XSかな。
ベースとしては市民権を得た車両ですが意外とフレームは難しいんですよね。
オートレーサーのフロントエンド。
スプール前提のフォークピッチですがドラムブレーキが入ってる。
ややこしい、というか幅が広過ぎて難儀なフレーム後ろ側は
スイングアームピボットから上でバッサリ切り落として
ピボットを太いパイプで連結した上に新たに細身なシートレールを構築されてる。
これはスリムになるし容量の大きいエアフィルターを突っ込めるので
良い事尽くめですね。
クランクケースカバーにはわざわざフィンを立てたのかな。
このエンジン、セルモーターは下側に隠れてるし
改造野郎にとっては良い素材ですね。
。
。
。