2019年11月27日水曜日

純正流用。



みなさまごきげんよう(´∀`)

横浜まであとわずかでございますが、

塗装に出しておりますタンクが戻るまでに細々した事を進めておきます。


細々と言えば非常に細かい事ですが、サベージは国産車という事もあり

色々な国産車のパーツを流用しています。

リアホイールは16インチの星キャストですが、

スプロケタワーはホイール供給側とは別車種のものでチェーンラインを揃えてます。

16インチ、ドラムブレーキという条件+スプロケのオフセット量という

色々な理由から部品を選定していまして、スプロケと言えば

サベージ650はベルトドライブですが、400のパーツを使ってチェーン化しており

ドライブスプロケットが17Tで、それに合わせるとドリブンは45T辺りが狙い所です。

が、私はドリブン37Tを選択してドライブを14Tとしました。

その狙いはスプロケットの大きさで、星キャストの星らしさを演出するには

向こうが見えるほどスカスカの方が良く、

37Tであれば外径がハブの大きさとほぼ同じになるので見た目がスッキリします(´∀`)

ちなみにドラムパネルはサベージの物を使い、サベ乗りからすると???な組み合わせで

尚且つブレーキの容量は純正同様なわけで性能ダウンはありません。


フロントのマスターシリンダーも純正流用でして。

小ぶりなマスターと言えばグリメカなわけですが、ハンドルの長さに余裕があるので

あまり小さすぎるのもどうかなってな具合で、それでも十分小ぶりですけどね(´∀`)


で、小ぶりなのは良いのですが、リザーブタンクの蓋には文字が鋳出されていて

こういう文字はむしろ好きなのですが、最下段に

「純正ブレーキ液DOT4をご使用ください」という文字があるのは我慢できず

その文字だけを削り落としまして。

そうするとそこだけツルツルになってしまうので、ブラストを当てて

肌の調子を整えてからまた磨くという処置を施しました(´∀`)

全く誰も気づかないと思いますがw


ブレーキと言えばフロントブレーキも純正流用で

ステムはXSでシャフトはサベージ、フォクアウターはSRでインナーも純正流用で

ホイールはスズキ純正19インチ星キャストのキャリパーはSRの初期型用。。。

で、肝心なのはローターなのですが、星キャストは外径275mmのローターが一般的です。

しかしディスクセンターのデザインがメッシュで似合わないし

SRのローターは外径298mmですのでこれに合致しつつ

PCDとオフセットがピッタリなローターを探し出しましたらば

計算通りバッチリ組み合わせに成功(´∀`)

ってな具合にサポートやスペーサーを削り出す設備がない分

流用技を駆使している感じです。


流用と言えばキャブも流用ですね。。。

こちらはドーナッツタイプのファンネルを装着しまして

真上にフレームが通る事からミクスチャーの調整が面倒なので

E/Jさんのミクスチャースクリューを投入しました。


各部クリアランスがギリギリっす(´∀`)

ファンネルはフレームをかわすために限界まで短いのですが

逆に少し長めの物も試そうと思案しております。

すごいパーツとか強烈な加工も面白いですが

流用技も地味ながら見所として中々楽しめるかと思います。

本来、純正流用って高価な社外品が買えなくて

それでもパフォーマンスアップを狙ったり、人とは違う何かを求めて

必死に使える部品を安価で探し求めるという

改造少年のスピリットが詰まっているので

これが面白くないワケ無いんですよね。

まぁ何をやったかはそれほど重要でなくて、どうなったかが全てなワケですが

自分自身忘れてしまわないように備忘録チックに書いている次第です。

って、インスタグラムやフェイスブックに載せた内容のまとめですが(´∀`)

SNSと違って残すならこちらですのでご了承くださいませ。

ともかく行けるところまでどんどん進めていきたいと思います。


ではさらば。