2019年10月4日金曜日

Arai。



みなさまごきげんよう。

まぁ毎度更新頻度の低迷の言い訳を前置きにしてしまいそうなほど

更新頻度が低迷しておりますが

更新が滞っているにもかかわらず毎日見に来て頂いております皆様。。。

超絶ありがとうございます。

お仕事的には長期お預かりしておりました車両をお返ししまして

ここから巻き返しをはかりたいところであります。


で、私事ですが愛用しているAraiのRX-7RR4。

コレの顎下のヘリゴムが剥がれてしまい、接着剤で再接着しておりましたが

走行中に吹っ飛んでいってしまい、おまけに残りの部分も剥がれてきてしまいました。

製造が2003年と古い事もあって仕方ないのかもしれませんが

気に入っているヘルメットでもありますので

ダメ元でアライヘルメットさんに修理をお願いしてみました(´∀`)

すると、ヘリゴム以外のパーツは一切無いものの、

ヘリゴムの交換は請けて頂けるという事で

しかも無償でという目を疑うようなお言葉を頂きまして

早速ヘルメットをアライヘルメットへ送りました。


そして愛するRX-7RR4が戻ってきました🎶

しかも私が送った汚い箱ではなく

アライ純正の箱をさらに段ボールに入れるという丁寧な梱包で。

送料は負担という事で、勿論元払いにて発送しましたが

戻りも当然送料着払いだと思っていました。

が、返送料金までアライヘルメット持ちになっており

正直鳥肌が立ちました。


しっかり交換されたヘリゴムが眩しいです(´∀`)

しかし今回私が負担したのは、ゆうパックの代金だけであり

勿論それはアライヘルメットではなく日本郵便の利益で

アライヘルメットはヘリゴム代、作業工賃、箱代、そして返送料金と

何一つ利益が無いどころかマイナスで

アフターサービスとしてこのヘルメットの利益からそれらを支払うにしても

製造年からしてもヘルメットとしてはとっくに償却しているわけで

普通に考えて本当に損なんですよ。


しかし同梱されていた封筒の中に入っていた文章を読んで納得しました。

ヘルメットに対して本気なんですよね。

当然なんですが。

ヘルメットは耐用年数を過ぎたら新しいモデルに買い換えが推奨されています。

ですから古いモデルに関してメーカーとしては買い換えを促すのが当然で

ヘルメットに限らず多くの大手メーカーもそうしてしのいでいるわけですが

アライヘルメットは返送時に最新モデルのカタログすら同梱せず

買い換えの「か」の字も見せない。


ただ黙って古いヘルメットを修理して、また使えるようにしてくれる。

言葉なんて要らない。

だって「次も絶対Araiにしよう🎶」って思っちゃいますから。

それが巧妙な心理戦であったとしても、こちらは全然気持ち良い。

金の匂いを匂わせない高等テクニックであるとは思いますが

ユーザーを虜にするのは一流の証ですね。

よく「サービス」を「無償」とイコールで繋いでしまう馬鹿がいますが

サービスとは満足の提供であって

今回のアライヘルメットの対応は、まさにサービスです。

で、サービスに対しては返しが必要ですから

当然次は私がArai製品を購入してラリーを続けたいというところです。

ってなわけでこれは理想的な作り手とユーザーの関係だなと思った次第。


アライといえば購入から1100km走行したスパーダの、主に下回りをアライました(´∀`)

スプロケまわりもチェーンルブでギトギトで、中古車あるあるですが

この車両のように心が離れて手放されるケースの車両は特にひどいですね。


メンテナンスに出すにしても、メンテする側は作業性が悪くなるので汚れを嫌いますし

不具合を見つけやすくする為にもこういった部分は綺麗にしておくもので

ひとつのショップで継続して整備されている車両は基本的に綺麗です。

次にその部分を触るのは自分ですからね。


ブレーキ周りも綺麗にしましてサビは気になりますがだいぶスッキリしました。

ホイールの塗装がどんどん剥がれるのが鬱ですが。


タイヤも洗浄します。

TT900GPに交換して800km走行した様子ですが、

ハーフバンクくらいの部分が特に減ってきています。


フロントはリアより早く摩耗していっているようで

どうもフロントタイヤをいじめる走り方になってしまっていて

ヘタッピ感がふんだんに醸し出されております。


綺麗にするついでに、油っ気が抜けて白くなってガサガサのスイッチと

点検窓も曇って中が見えないマスターシリンダー

ブワブワのブレーキホースと


同じくガサガサのスイッチに

ホルダーが削れているクラッチまわりを


黒々とした物に交換しまして。

マスターは一時期のホンダによく使われていたもので

スパーダ純正と同じく11mmのものに交換して

ブレーキホースもブラックコーティングのステンレスメッシュに交換

フルードも当然綺麗サッパリ交換しました。


左側もスイッチの交換と

クラッチホルダーをマスターと合わせて黒いものに交換しまして

純正の新品スイッチは高価なので

社外のスイッチを使ってみましたが

スパーダのハーネスにカプラーオンできるように加工するのが結構な手間で

工賃等を考えたら純正新品の方が絶対安いと思います(´∀`)


フロントブレーキがスッキリしたのは良いのですが

リアブレーキのホースがヒールガードの上を通っていて

コレが走っていると超邪魔で

尚且つどんどん擦れていつか穴が空くかもしれないので

次はリアブレーキ周りをきちんとしていきたいと思います(´∀`)