2018年11月18日日曜日

フェンダー製作など。


みなさまごきげんよう。


LS650サベージです。

被りの浅いフラットフェンダーを普通に取り付ける感じで進めていますが

勿論それだけでは不足ですので改造していきまして。

まずタイヤ交換でいちいちフェンダーを外す必要が無く

尚且つ見た目も良いというフェンダーの終わりは大体私的には決まっておりまして

今回はダブルシートという事もあって後ろに造形物を置きます。


クレイジーフランクという訳ではありませんが太陽の塔みたいなのを作りまして。

ここにナンバーを固定しつつ、シートの背もたれを付ける感じです( ´∀`)


リアにアイキャッチ的なものを置きたいのですがスイングアーム車ですし

旅に出るバイクというよりバーホッパー的なコンセプトで作っておりますので

シッシーバーを常設するのはちとスマートじゃない感じでこうなりました。


そしてヘッドライトもブラケットを製作して取り付けます。

今回は適度にアクの強いエレクトロラインのレプリカを使用しまして

ブラケットはシンプルに、ライトのリブと揃いでV字のラインを描くリブを立てて

フレーム側に目一杯寄せて装着しました。


ヘッドライトとトップブリッジの間に空間が出来ますが、

ここは60パイで厚さ48mmのメータで埋めるようになりますのでご心配無い感じです。


バラで製作したパネルを全周溶接していきます。

ビードを研磨する関係上、裏までしっかり溶け込ませつつ

熱歪みを出さないように少しづつ飛び石法で溶接していく感じで

毎度歪みが出ないかドッキドキの作業ですが嫌いじゃなかったりします。


シートベースを製作しつつ、今度はフェンダーのサイドにストラットを設けていきまして

フラットフェンダーですしスミスブラザーズのストラットが良いなと思っておりましたら

こちらの鉄製を作っておられる方がおりまして。

ショートタイプの在庫品があるとの事で譲って頂き加工しました。


ストラットは12mm厚ですので強度は十分という感じで、

尚且つフェンダーとフレームの隙間を埋めるのにぴったりな厚さです。

フレームの立ち上がり部分とストラットとの段差が5mmあるので

その段差を埋めるようにブラケットを製作します。

こういうのはフライスでサクサクっと綺麗に製作して手仕上げしたいところですが

当然そんな設備は無いので溶接組みで相変わらずアナログですw


ストラットのRは敢えてフェンダーとは合わせませんで。

スイングアーム車ですからストロークで位置関係が変わりますし

チェーンを引いてもRが合わなくなりますから

フェンダーはクリアランスを得るため色々合わせていますが

ストラットで誤魔化すというやり方ですね( ´∀`)


オーナー氏は緊急時にタンデムされる事があるとの事ですので

見た目と機能両面で有効なパーツになりまして最後にクローム致します。


そんなわけで各部が黒いガムテープで固定されている状態から取り敢えず脱出しました。

お次はシートの固定に関するアレコレや

フレームの細かい補強やブラケット関係の製作に進みます( ´∀`)

ではさらば!