みなさまごきげんよう♪
現在改造中のビラーゴ750、タンクの底も全周溶接しましてリークチェック。
タンク容量は実用4リットルでした。
タンクが容器として成立しましたのでマウント関連を製作していきます。
前側は大きな壁面があるのと、フレーム形状が複雑な為このような形状にします。
ボルトはナット側の処理に困らないように、通しではなく左右からの締め込みで。
お飾りを作る気はありませんが、こういう造形物は隙間埋めや平面のアクセントに有効ですね。
後側はネジを切った部材を仕込んだブラケットをフレーム側に溶接しておき、
タンク後端はエッジの効いた形状で。
フレーム側も加工してありますが、各部ギリギリのクリアランスで搭載する事ができました。
コック後方の左右の渡しのパイプはハンダにて固定してありまして
このパイプとコック位置併せてタンクのほぼ全容量を使い切れるようになっています。
加工が終了したら鉄板の素地をきちんと整えて錆止めのプライマーを塗装しておきます。
毎度の作業ですが、地金にパテは錆を呼びますし
塗りや研ぎの工程は当然増えますが、後々の事も考えてしっかり施工しておくのがベターですね。
錆止めが完全硬化するのを待ちつつ、鉄板に罫書きを入れて穴を数カ所開けまして。
折り曲げてバッテリーや電装品を収納するボックスの底にします。
リレー類はホルダーから吊るようにしてありますので、
ここにおさめるのはバッテリーとイグナイターですね。
レギュレーターは冷却の都合もありますから、別の場所に設置予定です。
ここにインナーフェンダーも固定できるようにしてありまして、これでシート下が汚れませんね♪
パーツの搭載位置や固定方法が決まりましたので、サイドの部分を板金製作。
ここは折り目を3箇所入れてタンクと同様の意匠にしてあります。
歪みを出さないように溶接していき、ビードをきれいに研磨しまして。
ここは時間的にもパテ処理したくないので、全てメタルワークで仕上げ切りたいと思います。
形状としてはこんな感じですね。
タンクと同じように影ができるように。
全体に対する割合としては小さめな部品ですが、
この大きさともなればそれなりに影響はありますね。
それだけに無闇やたらに作り込まずに、意味や機能のある造形でまとめていきたいところです。
電装ボックスのガワも完成しましたので、これからブラケット類を製作していきたいと思います。
横浜ホットロッドショーまであと僅かですね。
当然、出展出来るように頑張る所存ですが
オーナー様に喜んでもらえる良いバイクを作る為にも頑張りたいと思います。
それではみなさまごきげんよう!
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