ホンダのお客様相談室に相談したところ、ウチのC105は1961年くらいらしい。
一本パイプ用のフレーム。
クラックが入っていたりして、使用不可な状態。
C100は聞かなんだ。
ハーネスタグには1964年とあった。
真っ二つに裂けている以前に、メインパイプが曲がってる。
エンヂンは二本パイプの54cc。
当然キックは降りない。
世界でたくさん売れたHondaの名車Super Cub
その中で役目を終えて、素材に還るか土に還るか
もう走りだすことはないであろう3台のCub
ゴミみたいな素材だから気軽に
とか
ゲンツキなんだから適当に
とか
そういうのはイラナイ。
同じ事ばっかり言ってるナw
何ヶ月もかかって、自分の思ったカタチに創りあげる。
秘密にしていても・・・・しゃーないヨネ。
今、こんなカタチです。
尻切ったダケ。
基本はCubのまま。
17インチのホイール、ホイールベースも変えない。
伸ばすなんてもってのホカ。
実際には小さくなっているのに、全体を大きく見せる。
可愛らしいタンクは純正を縦割りにしてナロー化したように見せかけて、
実は両サイドと底板、天板の一部以外は10以上のピースから成る板金製作。
切ってみればワカリマス。
ぶった切ったリアフェンダーは切り口を純正と同じように折り返して、
タンク位置を微妙に前進させつつ高さも詰めてある。
なぜかって・・・・リアサスのせい。
コイツ、こう見えてリアサスがリーフリジッド。
ネックも切り詰めてますが・・・・
バレないように、純正と同じ形状で縮小した補強を入れてアリマス。
パッと見たら、「補強をパテでスムージングしたノネ」
みたいな。
とにかくラインとか角度とか、そういうのの整合性を考えつつ
自分が乗った時のカタチを考えつつ
1mmの為に1時間とか
そういう時間を積み重ねています。
カンタンそうに見えて、そうでもない。
1961 Honda Super Cub C105 "Easy Trap"
カンタンだワナ
カンタンだ罠