2024年1月21日日曜日

ちっさいウインカーにちかいレバー。

 みなさまごきげんよう!

今年は年明けから車両が渋滞することなく進んでおります。

既にご予約も入ってきていますので

昨年同様お早めのご予約でお願い致します。


さて本日は昨年から沢山いじらせて頂いている81FXS様。

ブレーキレバーが遠いとご相談を受けていまして。

こんなレバーがあるよとご案内させて頂きまして。

その名も「チカイレバー」

製作は埼玉のMC Goodiesさん。

2018年の横浜でお見かけした↓のショップさんですね。


これまでグリメカマスターのレバーをいちいち削っていたそうですが

グリメカマスターで握りやすいレバーをと言うことで

商品化されたようです。


実際に重ね合わせて見ると、確かに近い!

私の手の大きさではグリメカのレバーでも問題無いのですが

手が小さい人にとっては指2本がけがむずかしいのは確かです。

私でも4本がけとなると握りなおさないと無理なんですが。

ギュッと握っときたい時にこの近さは良いですね。

何より、手が小さいとか指が短い人にとってはプラスしかないでしょう。


特に指2本がけが誰でも可能になるということは

ブレーキのコントロール性が格段に上がるわけで

まぁそもそものマスターボアとキャリパーピストン径がきっちりマッチングしている等

当たり前のセッティングが出来ていての話ですが

こういうディメンションのレバーにする事で

コントロール性向上だけでなく握りゴケ対策にもなるかと思います。

レバーが近いと奥の方でのコントロールが効きますからね。

ウチでも取り付け可能ですので

グリメカのレバーが遠いと感じているアナタ

と、いうかウチではほぼ皆無なハーレー女子のみなさま

どうっすか!?

まーそれは冗談として、肝心要のブレーキに不満をお持ちでしたらご相談ください。


あとウインカーのスリム化もご依頼頂きまして。

ウインカーは今や超小型のものが沢山ありますが

目立たせないのであればキジマNanoウインカーが私のイチオシです。

ちなみに写真の手前はアクスルプレートなんかに取り付ける際に

足りなくなる首下の延長とネジ径をM8に変更したウチの仕様です。

NanoウインカーはM6で首下も短いですからね。


で、4速フレームに取り付ける場合

最もシンプルなのはフレームにタブ溶接なのですが

レッグの最大幅が狭いので保安機銃に合わせた取り付け幅の確保が困難。

なのでこんなブラケットを製作。


極力シンプルに。


出幅は最小限に設定しております。


とにかく小さいこのウインカーは

特にハーレーにとっては取り付け方法がキモで


テキトーに取り付けるとウインカーよりも

ブラケットの方がデカいという

何やってるのかサッパリわからねー事態に陥るので

闇雲にトライしない方が良いです。


これなら殆ど目立たずにOKかと。

ウインカーに関してはですね、ずっと申し上げておりますし

ウチでウインカーを純正戻しされた皆さまはよくご存知の通り

必要が無い限り交換する必要はなく

交換するのであれば高品質なものをセレクトしてください。

社外のウインカーをよーく見てみてください。

とんでもねー安物が沢山あります。

対して純正ウインカーは結構コストがかかった良い物が多いです。


折角カスタムするのに、品質を落として喜んでちゃ、、

何やってんのかわかんねーっすよ。

バイクの改造って、良くする為に行うものですから。

ウインカーを交換する前にやるべき事はいくらでもあると思うんですよ。

で、やる時はキッチリやる。

私も過去には純正ウインカーは速攻で棄てて

とにかくCGCのヨーロピとか

アルトとかシビックのウインカーに換えるみたいな事してきたワケですが。

ウインカー交換の必要性に対する線引きっていうのがやっぱりあります。

ちなみに1号機以外の所有車はみんな純正ウインカー、もしくは純正流用ですw


手軽に交換できる

安く色んなモノが売ってる

そういうモノこそ、きちんと精査したパーツセレクトを行わないと

良くしてるんだか悪くしてるんだかわかんねー状況になっちまいますので

あー、なんかやりてぇなー!

みたいに思った時に

ツボをおさえて効果も高い手法やモノ選びをすれば

必ずや良い結果を得られるかと思いますし

そういった事をお手伝いするのも我々改造屋の仕事ですから

ぜひぜひお気軽にご相談くださいませ( ´∀`)

んなワケでさらば!