みなさまごきげんよろしゅう( ´∀`)
2022年になりましたが本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は31台の車両に手を入れさせて頂き、郵便局の整備件数が105件で
月平均にして2.5台の車両の改造や整備+8.75台の郵政車両保守を行なってきたわけですね。
ひとりぼっちでやっているのでこの辺が限界値かなと思うのですが
うち2台は年内のお渡しができずじまいでした。
そのうちの1台はGSX-R1100Jでございまして。
タイヤを注文していたのですが製造を待つ形になってしまい
入荷が12月半ばで、家の事情でバタバタした事もあって作業が遅れまして。
因みにダンロプ大好きな私ですが今回はブリヂストンのバトラックスBT-023です。
で、年内にタイヤ交換してスッキリしとこうと作業にかかりましたが
なんとホイールのペイントがパリンと割れまして。
念のため記載しますが塗りのホイールなので特に気を遣って作業はしています。
私が塗装を剥がしたのは事実なんですが、どうも納得いかず
フロントホイールもよく観察すると何箇所もクラックや浮きが見つかりまして。
これがまたペリペリと剥がれる始末で、どうやら再塗装がダメな事が判明。
オーナー氏はホイールがやたら綺麗だと気にされていたんです。
私は綺麗で良かったやないっすか🎶
くらいにしか思っていなかったのですが
ちっとも良くねぇっす。。
塗装を見ると剥離したツルツルのホイールにサフ→白と塗られていて
食い付きが悪いうえに塗膜も厚めなのでそりゃ浮いたり割れたりしますね。
特にホイールは大きな応力を受けているので
ブラストでしっかり食い付く下地を作って柔軟な塗膜でコートしないと
こういう不具合が出ます。
たとえばタイヤを見るとホイールの塗装がタイヤにくっついてきて剥がれていますし
ローター取り付け面まで塗っちゃっているので
塗装がローターに持っていかれるだけでなく
ハブの部分も太ってしまってこんな具合に塗装が剥がれちゃいまして
ペイントって1箇所が剥がれるともう連鎖的に剥がれていってしまうので
適材適所な塗装と下地処理、塗り分けは超大事です。
パッと見綺麗に塗ってあって、これはこれですごい手間がかかった事はわかるんです。
前オーナーとしては組んだ時気持ちよかったんじゃないかなと。
しかしながらこの施工だと次のタイヤ交換やローター脱着時(つまり今ですが)に
ガビーンってなるハメになるんです。
ガビーンってなってるのは私と現オーナーですが。
パッと見じゃなくてどこまで見越して施工するかっていうのが如何に大事かわかりますね。
仕方ないのでホイールはブラストとパウダーコートに出しまして
錆びている(正確には錆を削ってメッキが剥げている)ロータボルトと
外さずにマスキングで塗ってあったカチカチのハブダンパーも新品に交換します。
そして前後ともスタンドアップしている今を狙ってサイドスタンドも加工しまして
毎度お馴染み?のニャンコ足スタンドに。
ニャンコ足スタンドはCBX1000、サベージ650 に続き3作目です( ´∀`)
慣れてきたと言うものの機械的な物体に生物を合体させるのは相変わらず難しいですね。
こちらもついでにパウダーコートに出しちゃいたいと思います(*゚∀゚*)
そうこうしている間に寅年っぽいカラーリングのマシーンも入庫してきまして
相変わらず何屋かわからん風情が漂っておりますが
色々と作業が詰まりまくっておりますので
作業ご依頼の際は何卒早めのご予約のほどよろしくお願い致します。
ってなワケでとりあえずさらば!
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