みなさまごきげんよう( ´∀`)
冬場はバイクに乗れない分、メンテナンスに丁度良い機会ともいえますが
ここ最近距離を重ねた車両で頻発しているのがオイルドレンボルトのネジ山破損でして。
締め付け時にネジ山を潰してしまい、次回のオイル交換時に
ドレンボルトがクルクル回るだけで外れない!
というパターンです。
ご覧のようにアルミのワッシャーが裏返るほど潰れていてオーバートルクを物語っています。
この車両の場合走行距離が約70000kmで、
新車点検の1000km以降3000km毎にオイル交換されているので、オイル交換回数は24回。
スーパーカブ110の場合、ここの締め付けトルクは24Nmなのですが、
アルミワッシャーがある程度潰れる事で
オーバートルクでの締め付けに対してヒューズになっています。
基本的にオイル交換毎に交換するべきこのワッシャーですが
オイル漏れを防ぐ以外にもこういう側面があるんですね。
何でもかんでもトルク管理しましょうとは言いませんが、
こういう柔らかい素材に対する締め付けにはかなり重要です。
こういう破損を見ていると、ホースをブッ刺すだけというスポーツスターのオイルドレンは
実は結構理にかなっているというかユーザーがオイル交換する前提というか
所謂リスクヘッジなのかなって思いますね。
ホースの劣化はありますが、そりゃ交換すれば良い話ですしね。
何れにせよ、セルフメンテされる場合はトルクレンチ1本は持っておかれる事をお勧めします。
ネジやボルトの締め込み具合を身につけていくのもメンテナンスの楽しみだと思いますし
ぶっ壊しちゃうと大変ですしね( ´∀`)
んではさらば!
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