2020年5月27日水曜日

サスペンションの話。


みなさまごきげんよう(´∀`)

さてオートバイには色んな部品が付いていて

修理したり改造したり調整したりするワケですが

そこら辺について思う事を無責任に綴るコーナーです。

つまりは高度な理論やデータに基づいた超コマケー事は全く出てきませんし

早い話が私の持論をダラっと垂れ流すだけのコンテンツです。


で、今回はサスペンションの話(写真はフォークオイルだだ漏れの私のZZ)。

まぁ殆ど全てのオートバイに多かれ少なかれ付いているのがサスペンションです。

言うてもアレです、高度な領域の話ではないので与太話に近いっす。

サスペンションというのはご存知の方が殆どなので説明は不要というかしませんが

サスペンションの選択やセッティングという面では色々お悩みの方もおられるかと。

そこでいきなりぶっちゃけた話

とりあえずサスなんてかなりテキトーでも取り敢えず乗れる

コレです。

第一に私達は平凡な一般ピープルですから

サスの動きに関して理論的に理解しながらオートバイを操るような事はしません。

だって開発ライダーとかレーサーのようなウデも経験値もありませんからね(´∀`)

だがしかし

フォークオイルも劣化して何ならオイルも漏れちゃってダンピングも効いていないような

もうバネだけがビヨビヨしているみたいなクソサスでも取り敢えず走れちゃうワケです。

そこが人間のすごいところと言いますか

我々にはそういうところを感じたり補正したりできるセンサーが備わっています。

これがとんでもなく研ぎ澄まされていたり、豊富な経験値による裏付けがあったり

またそれを数値化できたり改善策を伝えたり出来るのがプロって事なんです。


つまり我々一般ピープルは早い話、

どこをそうすればどうなるかよくワカランけど

何かがおかしかったり良くなったりした事は何となくわかる

というレベルです。

サスセッティングとかでググれば

緻密なセッティング理論や方法はいくらでも出てきますが

ハッキリ言ってレベルが高すぎて参考にならないw

なので色々試しながら、良いと思えるところを探っていくワケですね。

ちなみにレベルが高すぎて参考にならないのは当たり前で

そういう方々はセッティングあるいはライディングのプロですから

ノウハウを公開している=同じ事が出来るならやってみやがれコノヤローって事です。

ついでにネット検索中毒の方のために言うと

素人のインプレッションやレビューは100%に近い確率で全くアテにならない

という事も書き添えておきます(´∀`)

テメェの単車に関しては自分が感じた事を信じるしかないのですよ。


んでもやっぱり調整とか整備は必要になってくるワケですが

まず教科書的に言えば基本的にちゃんとしてる事です。

まずこの状態でどこに不満があるのかを何となく明確にしていきまして

不満が無ければ何もする必要は無いです。

しかしサスを交換した場合なんかは

あまり使いたくない表現ですがバランスが崩れてくるので

コレの補正がどこまで出来るかが勝負です。

しかし何となくではどうしょうもないじゃないかってトコなんですが

要はバランスなワケですからシーソーと同じです。

オートバイの場合はこのシーソーを

フロントブレーキ、リアブレーキと体重移動で成り立たせているわけで

真ん中の支点をライダーとすれば

前後に関してはフロントブレーキを(あるいはリアも)使って前に荷重がかかる進入から

パーシャル域つまり水平なクリッピングポイント付近

アクセルオンでリアに荷重が移る脱出時というのを基本として

どこに不満があって、それを解消するために何をするかを決めていきます。

シーソーで言えば左右沈み込みと戻りを良い具合にもっていくという事ですね。

まぁ調整のしどころなんて純正サスではたかが知れていますが

プリロードをいじるだけでも実感できる効果はあります。

伸び縮みの減衰も調整出来ればなお良しですが

フルアジャスタブルのサスなんかになってくると調整箇所が多すぎて混乱しますね。

尚且つ、不満点の原因がサスだけではない事も多いです。

オートバイの動きはサスだけでなくタイヤとブレーキが大きく関連していますので。

ちなみに

そんなにハードな攻めた走りをしないからと言うのは言い訳でしかありません。

例えば青信号の交差点

ブレーキングして進入、旋回してから加速という動作は

峠でもサーキットでも基本的には同じです。


で、サスをどうにかしたい人に聞かれるとこう答えます。

●安っすいクソサスに交換するくらいなら純正がベスト

純正は予め誰でも乗りやすいように開発してくれていますから秀逸なのは当たり前です。

まず前後きちんとした状態のサスを使いきりましょうって感じですね。

●良いものはトコトン良い

ただし良いものほど調整箇所が多くて狙ったところに辿り着きにくい諸刃の剣でもある。

良いものをプロにセッティングしてもらえばとんでもなく良い

ただコストがスゲーかかるのと

そこまで突き詰める人間はごく一部の特殊なパターンです。

が、行く価値は十分にある世界でもあります。

●調整機能がソコソコのソコソコ良いサスを入れる

自分で把握できる範囲の調整幅のきちんとしたサスを投入して

大きくバランスを崩さない範囲で煮詰めていく。

これが1番費用対効果が高いかなと思います。

●なぜそうしたのか理由を示せない行為はひかえる。

サスの選択においても調整においても理由なき変更は結果を伴わない事が殆どです。

サスに限った話ではありませんが。



つまり、まとめると闇雲に部品交換するより先ずメンテナンス。

そして自分の力量に合ったサスペンションの選択と調整。

サスなんてかなりテキトーでも取り敢えず走れる

んですが

ちゃんとしてると取り敢えずではなく気持ちよく走れるものです。

あとは一部のコアな改造車では当然割り切りも大事です。

何を選択して何を捨てるかというのも改造の醍醐味ですからね(´∀`)

私はリアにFXDLの純正サスとフロントはポンコツな33.4mm12インチオーバーという

特にフロントなんかどうしようもないサスですが楽しく走れています。

色々捨ててるわけですが乗り方次第という側面も無くは無いって事ですね。


このシリーズ、タイヤとかオイルとかも時間がある時に書いていきたいと思います。

まー脳味噌だけが太った知能デブには理解できないでしょうし

こういう事書いたりすると嫌われがちなんですがw

私も含めて一般ピープル目線で考えたらどうなの?って思ったんですね。

そもそも好かれようと思ってやってねーし(´∀`)


ってなワケでさらば!