2018年3月12日月曜日

アーリーショベル。


みなさまごきげんよう♪

春の嵐が過ぎ去り少し暖かくなってきましたね。

こちらも休日はバイクの姿をちょくちょく見かけるようになってきました。

単車乗りとしてはウズウズが止まらない季節ですね♪


そんな丁度良いタイミングでお渡しとなりましたのはリジッドのアーリーショベル。


ワイヤー関係の適正化に始まり、ガチガチでストロークしない33.4mmフォークの修正

全体的なイメージチェンジを実施させて頂きまして。


フロントは6インチオーバーのインナーにアンカットのアウター

中身は新品スプリング等使いましてリテーナー等も交換しO/H。


CCバーも製作させて頂きまして意匠はウイッシュボーンフレームと揃いです。


シンプルにいくつもりが12点曲げのややこしいものになってしまいまして。

テールは支給品を逆さまに付けてあります。


新品のドロップセンターリム18インチにブキャナンステンレススポークにて組み直し。

タイヤは4.00-18のダンロップTT100GP。


併せてブレーキまわりやハブも綺麗にクリーニングしまして。

前後ともホイールカラーの寸法や材質がおかしかったので新たに製作。


ハンドルも変更しましてマウントはオフセット分割ライザー極厚クロームメッキ仕様。


これで手前にハンドルを少し引きまして乗りやすいポジションにもっていきまして。


ルックス的にもここに見応えのあるものがあるとアイキャッチになりますね♪

運転中も常に目に入る部分ですので目の保養にもバッチリですが余所見は禁物です。


このように小ぶりなタンクでフォークとの隙間が大きい場合にも使えます。


ポジションと快適性を求めてシートも製作させて頂きました。

リブフェンダーをチョイスしましたのでベースはFRPです。

フレーム幅が広いので、フレームのラインは無視してシャープなコブラシートに。


キーシリンダーの移設、それに伴うハーネス関係と。。

今回はペイントもウチの仕事でして。


ベースカラーまで塗るのは多いですが、柄まで描くのは久しぶりです。


マウント関係を加工したリブフェンダーはブリティッシュグリーンパール。


タンクのベースカラーは薄暗いグレーメタリックにちょいパール。


その他細かい手直しに手直し重ねまして無事に完成。

非常に乗りやすいバイクになりましてオーナー様にも喜んで頂けました。


フロントちょい上げてリアにグリップするタイヤ、上体リラックスなポジションと

やっぱりこういうバイクは乗りやすいですね♪

ご依頼ありがとうございました。

それにしましても、毎回納車日というのはオーナー様とバイクを送り出してから

無事に帰宅されるまでの時間が非常に心配でして。

トラブルは出ていないか、事故などに巻き込まれてはいないか

しっかり締めたはずのボルトは、ナットは緩んではいまいか

こういう不安がつきまとうのですが、

そういえば車やバイクの整備時に施されるキーペンって

確認の意味がメインですが精神面でも整備士の安定剤みたいなものかもしれませんね。

ともあれ無事に帰宅されたというご報告を受けて、ようやく胸を撫で下ろす次第です。

さて、現在タンク製作が2件に

入庫予定も含めて軽作業からフルカスタムまで車両が7台と作業が詰まってきております。

軽作業は上手いこと間に挟んでいけるかとは思いますが

作業をご依頼頂く場合、なるべくお早めにご相談頂けましたら幸いです。

ご相談自体は随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡くださいませ♪


それではみなさまごきげんよう!