みなさまごきげんよう♪
フェンダーカット。
ショベルFX系のフェンダーは細さや丸さの加減がバランス良くて好きです♪
薄さという要素も含めるとアイアンのシュッとしたのも好いなぁ・・・・・
しかしカットするとなると、位置にもよりますがこのようにナンバーブラケットの補強に被る事も。
スポット溶接されているのですが、隙間が不均等で奥側は大きく開いてしまっていますね。
このままでは接合部分が少なく強度が足りないのと・・・・・
端部がこれでは小石や砂の噛み込みをはじめ錆の原因になりますので対策します。
開いている部分は板金して、鉄板の合わせ目を溶接。
強度的にもこれくらい接合されていればかなりしっかりします。
真ん中の大きな穴は一番低い位置ですので水抜きとして残してありますが、
塞ぎすぎても逃げ所が無くなって逆に錆びやすくなってしまったりするので難しいですね。
尚、このように対策しても走行中の水の掻き上げは必ずありますので、
塗装終了後に浸透性の高い防錆ワックスを噴霧しておきます。
単純なカット作業でも意外と気を遣っております。
錆に関しては、20年間同じ車両でレストアを繰り返しましたので・・・・
色々な錆対策も試してきて、それなりの引き出しがあります。
それでも完全には防ぎきれないのが悲しいところですが、そこは人が年老るのと同じことです。
素地調整して防錆プライマー塗布。
この後サフェーサー、塗装で完成ですね。
ちなみに車両全体ではなく部品単体での改造、修理やサフ仕上げでのお渡し等も対応できます。
お気軽にご相談くださいませ♪
そんなわけでごきげんよう!
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