みなさまごきげんよう。
さてクリスマスイブですが雪が降ってきまして。
ホワイトクリスマスってヤツですが、
私ぁ昔からどうしてもクリスマス感が好きになれませんのです。
恐らくテンションがダダ上がりする音楽によってテンションがブチ上がるものの
周囲に溢れかえる仲睦まじげなカップル達を羨ましく思いつつ
それを妬みすぎて極度に落ち込むという若かりし頃の習慣のせいでしょう。
まぁソレはソレとして、R1100と車検がモロかぶりなので検査期間をズラすべく
春から冬眠状態の我が愛機ですが
実は停めているとクラッチケーブルから油が伝い漏れしていて
地面に池を作る始末でして。
コレはハーレー定番の
クラッチケーブルのカシメ部分からプライマリーオイルが漏れる現象なのですが
問題は漏れてるオイルが赤い
そして独特な甘い香り
おいコレMOTUL7100やんけ!
ってなワケでエンジンのクランクシャフトのとこのオイルシール
所謂スプロケットシャフトオイルシールが逝ってますね。。
自分の単車となると猛烈にメンドクセーですが
プライマリーケース内のトランスオイルは全てエンジンオイルと入れ替わっていまして
そんなに走ってないのにオイル全交換。。
あー勿体ねぇ。。
言うてもアレなんでサッサとオイルシール交換して組み戻しまして。
32年間よくもったもんです。
実際外した純正のオイルシールはかなりしっかりした作りでした。
今回はJAMESのシールを打ち込みましたが
こちらはホントよくあるオイルシールなので、耐久性は純正より低そうです。
知らんけど。
で、オイルシールを交換したのでエンジンオイルが漏れることは無くなりましたが
当然今度はプライマリーオイルが漏れてくるので
クラッチケーブルも対策しておきます。
もうココはAppleのライトニングケーブルの根元なみに弱いです。
よくカシメ部分にシリコンシーラントとか液体ガスケットを
頑張ってモリモリされている処置を見かけますが
カシメからの漏れは防水の熱収縮チューブでとりあえずはしのげます。
見た目も汚くなりませんしね。
まぁあくまで対処法ですから、それでも漏れてきたら新品に換えましょう。
その時に根本に予め対策しておけば良いですね。
あとね、アジャスターのところのゴムブーツね
コレ、ネジ部分が錆びるのを嫌ってタイラップで縛るという処置をたまに見ますが
特に下側を縛ってしまうと水捌けが悪くなって余計錆びます。
グリスを封入するパターンもあるかと思いますが
ベドベドになりますので
ブーツは解放にしてシリコンスプレーでも吹いておくのが良いですよ。
本来解放されているものを密閉するというのは思わぬ不具合を呼びます。
でと。
大量に油が入手できたのでパーカライジングの部分をメンテしておきます。
まぁ歯ブラシでオイルを擦り込むだけですが。
ええ、スポークの一本一本までね
前後で80本ね。
至る所にパーカライズドかましたので仕方ないですが
もうクロームパーツを磨く労力どころではないですw
まぁ錆びても油を入れてあげると生き返るのは有難いですけどね。
鉄の素地が錆びている箇所には汚れて真っ黒なチェーンルブを擦り込みます。
こういう錆びやすい車両に乗っていると
たとえドライであっても塩カルが撒かれた路面が如何にヤバいかよくわかります。
粉末化した塩が車体にまとわりついて
結露で湿って猛烈に錆びます。
え?水洗い?
コイツは水洗いしても錆びるんだよw
なので冬はもう乗らず、春になって塩カルが流れてから乗ろうと決意しました。
我慢できるのかは知らんけど。
そしてそして、私はCVキャブ大好きっ子です。
大好きですがキャブサポートという名のペラペラの鉄板の曲げ物や
ネックレスの如くブラ下がるブリーザーホースが嫌すぎて
ブリーザー一体型のキャブサポート開発しました。
これで満足したいところですが
ダイヤフラムの黒いプラッチックのカバーがずっと好きではなかったんですね。
なのでアルミにしました。
CVはEキャブより出幅が少ないんですよ奥さん。
まぁ今走っているステージではCVの方が走りやすいってのも大きいですけどね。
Eキャブの全開領域を使うストレートが殆ど無いんですよね。
立ち上がり重視にセットするならそもそもEキャブである必要無いですし
CVのガバ開けしてる感(あくまでも「感」ですよ)はそれなりに気持ちEんです。
いやー金属感が増して統一感が出たので大満足でごわす。
って製作から8年にして飽きずにまだいじってるんですよね。
2号機を全然やってないので
過去の作品にしがみついてる感を醸し出しちゃってるかもですが。
良い意味で現在進行形なんだよなぁ。
他の部分と馴染んでくるのが楽しみ。。。
言うても既に塩カル撒かれてるので春までは乗れませんが( ´∀`)
ずっと部品だけ用意していて放置していたのでスッキリしました。
R1100も部品が溜まってきているのでボチボチ作業していくとします。
※仕事もちゃんとします
ではさらばでござる。
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