みなさまごきげんよう(・∀・)
作業車両が並行するようになってペースが落ちてしまっていまして。
やはり一人ぼっちで仕事するとなると2台までが限界ですね。
さて81FXSはフェンダーの位置やテールランプが決まって
テールランプやナンバーのブラケットをフェンダーに固定しました。
ITテールは非常に軽い事もあってブラケットの強度を落とせるので
このようにフェンダーに直溶接で、ランプ裏を保護する形で突っ張りを入れましたら
振動でランプやナンバーがブラブラする事もなくしっかり固定。
個人的に、テールやナンバーがブラブラ揺れているのは好きじゃないです。
ナンバーも割れますしね。
そして真っ白に塗られていたAMF9キャストの塗装剥離。
塗るのも当然手間ですが、剥がすのも結構な手間です。
特にラッカー系缶スプレーで塗ってあるパターンは困りもので
塗る時の色や塗料の種類は熟考が必要です。
まぁ剥がすことなんて普通は考えませんが
剥離や(上塗り)塗装の際には効いてきますよ。
リアも気合いで剥離しまして。
タイヤはリアがK527のフロントはF11としました。
この辺のタイヤはライフが色々言われるところではありますが
年間走行距離を考えると高いファッションタイヤよりコスパは良いです。
フロントは4.00-19というぶっといタイヤから
2サイズ落としてリム幅に合った3.25-19に適正化。
ちなみに、元のギザギザパターンのタイヤは直進性はものすごく高く
2サイズもアップしているとセルフステアも阻害されるので
直立してバイクを走らせる事になり、タイヤの真ん中がベッタリ減りやすい傾向です。
タイヤの摩耗に対して敏感な人が多いのはタイヤの値段や工賃を考えれば当然ですが
タイヤを無駄なく使えるセットアップを行えば摩耗も緩やかになります。
エア圧も然りですが、タイヤの減り方もバロメーターになりますので
タイヤチェックを日課にすると楽しいですよ。
リアから組んでいきますが、ブレーキキャリパーはGMAの対向2ポットに変更しまして。
元の純正バナナキャリパーを使いたかったのですが
メンテナンスされていないバナナキャリパーの定石どおり
パッドピンの穴までガバガバになってしまっていたので諦めました。
特にこの年代の11.5インチローター対応のバナナキャリパーは
ガタの対策として支持部を増やしてゴムブッシュを入れるようになっていますが
ブッシュが減って放置しているとガタの度合いが猛烈に増えるのと
この車両のように上下逆にするという取り付け方法も相まって
どうしようもないところまで壊してしまいます。
ちなみにガタは無いに越した事はありませんが、片押しピンスライドキャリパーは
ガタを無くしすぎるとまたトラブルになるので
現状でマトモなバナナが付いてる皆さんはキッチリメンテして大事に使ってください。
リアショックと揃いでブラックとクロームのコンビにしてみたっす。
ローターはホイールがよく見える10インチローター(私の1号機の予備なんですけど)に。
ブレーキキャリパーのアンカーを固定するボルトのスイングアーム側は
ボルト&クラウンナットに割りピンの筈ですが
ボルトを切って穴を開けて割りピンのみでの固定で
こんな固定方法で引っ張り強度なんてあるはずも無く
キャリパーだけでなくアンカーまでもガタガタな仕様で
割りピンが折れたり抜けたりしたら死ねますので
ちゃんとした固定方法に改めました。
つまりリアブレーキは壊れたのではなく、壊したというのが正しいです。
フロントもキャリパーをオーバーホールして組み戻していきます。
が、ここのところ定番のステムがガッタガタの刑。。。。
確認するとステムナットが全然締まっていませんで。
緩んでガタガタになったと思いたいところかもしれませんが
アンダーステムとフォークはクランプボルトで締まっており
トップブリッジも横からピンチボルトで締めてあるので
トップナットが緩んでアンダーステムが下にズレ落ちる事が無い構造です。
つまり組んだ時からこの状態だったという事です。
仮にそうでなかったとすれば、全てのボルトが全く締まっていなかったという事で
どっちにしても話にならんでしょう。
↑の写真はガタついたアンダーステムが配線を切断しようとしているの図。
全くもって想定外にダメです。
フォークは1Gで2インチ以上沈んでいるので短いインナーチューブかと思いましたが
ジャッキアップするとどんどん伸びるのでFXSの純正で、
折角2インチ長いインナーですからキッチリ純正の状態に戻して
シャキッとフロントの車高が上がってカッコ良いっす🎶
ちなみにオーナーは結構体重があるのでそこそこプリロードかけております。
元のフォークだと恐らく底付きするでしょうね。。。。
ほんと色々勉強になって何よりですが
しっかり気持ちよく走れるショベルを目指して引き続き気張っていきます。
ではさらば!
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