みなさまごきげんよう(´∀`)
さてと。
走行中エンジンが停止して再始動不能との事ですが、
私が郵政車両におけるこういったトラブル時に一番に疑うのがオイルでして。
オイル交換は局員の自主整備項目になっているのですが
オイル過多やオイル過少はともかく、オイルの入れ忘れというのが結構あります。
冗談みたいな話ですけどね。
ちなみに2番目に疑うのは燃料ポンプで、JA10のポンプは結構壊れます。
圧縮は基準値の半分程度。
ネットリとした物体に覆われていますが。
腰下から上がってくるオイルの潤滑経路に合わせて濃縮オイルが焼き付いています。
ピストンもご覧の有様です。
かなりダメージ大きいパターンですね。
スーパーカブのエンジンはこのJA10型になっても基本的には頑丈です。
まぁJA07なんかはミッション砕けるのが定番だったりしてちょっと弱いですが(´∀`)
いくら頑丈と言っても
エンジンオイルを入れずに運行すればこうなりますよという見本ですね。
クッソ汚いヘッドは気合で洗浄して。。
ビロビロのカムチェーン、テンショナーローラーにピストンやシリンダーも全て交換して
やっと修理完了です。
納車後はまたいきなり業務に就くのでせめてもの慣らしを行うべく
実走テストしたらお渡し。
個人的にはエンジンを組み直したから安心というよりは
エンジンを組み直したからこそ何かがあるかも知れないと思うのです。
これは車体においても同じで、如何に走り込みが大切か
それを怠る事でどういう事になるのか
これまでに散々教えられてきました。
お互い、、、オートバイを愛していきたいものです。
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