みなさまごきげんよう(*´∇`*)
ロッカークラッチですね。
こちらの車両、クラッチ操作がスムーズでなく
半クラッチが無い状態でスタートは常にロケットスタートという
ドッカンターボならぬドッカンロッカークラッチ状態でして。
これを改善していきます。
まず動作がギコギコのロッカークラッチ本体を全バラしまして。
正しく組み込まれていない部品を除去し、正しい構成に直して
負荷がかかってへんけいした内部パーツを板金修正して組み直し。
そして動作をチェックしていきますと、数回にある程度の頻度で
クラッチシェルが手前に移動してくる事が見て取れまして。
スラスト方向にこのように動いていてはクラッチが切れるはずもなく。
ベアリングリテーナーを固定する巻きバネクリップもズレてます。
ココはベアリングを押さえると共にクラッチシェルの飛び出しを止めるべく
所謂ラムジェットリテーナーを組み込む事でクラッチシェルの動きを規制します。
細かい人のために言いますれば写真は3スタッド用ですが
車両は5スタッドですので5スタッド用を使います勿論。
結果、スムーズに切れるクラッチになりまして。
因みにクラッチ調整ですが、それ自体がバツバツに調整されていて
クラッチが微妙に切れきらない車両も結構あります。
スローアウトベアリングやプッシュロッドの負荷も考えて
きちんと遊びを持たせるようにするのが吉ですね。
こういった操作系の不具合はライディングにおける集中力にも大きく影響しますし
スムーズに作動する事で本来の気持ち良さを取り戻せますので
是非ぜひ定期的に調整、清掃を行いましょう🎶
ってな具合でさらばす!
。
。
。