みなさまごきげんよう♪
廃車復活したベスパ100ですが日常の足として元気に走り回っていまして
ここの所燃料は軽油がふた昔前のハイオクくらいのお値段ですし
1号機は乗りやすいし楽しいのですが早朝や夜間は音量的にちと迷惑ですので
調子を出す意味も含めて重点的にベスパに乗っている次第です。
しかし走らせ出すと不具合もどんどん出てきますのはこのテのポンコツは当然で
アルミ鋳物のヘッドライトケースはクラックをアルミテープで裏貼りしてから
パテで埋めてありポロリと落ちまして。
H4バルブを無理やり押し込んでレンズをボンドでとめてあったヘッドライトは
これまたポロリと落ちて割れまして。
テキトーにつけてあった左のウインカーレンズは砕け散り
右側は当然のように走行中にポロリと落ちまして。
とにかく色んなものが落ちたり割れたりしていくので
その都度部品を買ったりするのですが
ベスパの部品は結構お高いので結構出費がかさみますね。
タイヤもヒビヒビのカチカチなダンロップD306で、
このスクーターは普通に走っていてもアマリングなくタイヤを使えてしまうので
普通にすっ転びそうな感じでしたので前後交換しました。
本当はIRCのハイグリップ、MBR740辺りを狙っていましたが
ベスパっぽさとコストの都合でミシュランのS1を履かせてみました( ´∀`)
で、気ぃよく走っていましたら急にトルクが痩せてきまして、
見るとマフラーが裂けていました。
と言うかまったく溶け込んでいないクソ溶接で
修理風のコトをした後にマフラーパテで埋めてありまして。
ハナクソ溶接のビード風の塊を除去しましたら
クラックも綺麗に再現wされましたので
きちんと溶接して修理したら復活。
マフラーパテは基本的に、よっぽど温度の低い部位であるとか
パッチなんかを合わせてバンドで締めるとか
そういう風にしか使えませんので、早い話が気休め程度です。
もっと言うと使い物になりません( ´∀`)
そしてそして、水色と白という本来オサレなお色の組み合わせなのですが
ベスパの写真なんかを見ていると、どうも私のベスパは形が違うようでして
いじっていると分厚いパテがパッキーンと剥離しました。
で、結局パテと塗装の厚化粧を落として
否、化けの皮を引っぺがしていく事になりましたら
両サイドのレッグシールドはベコベコで
フロアもベロベロにめくれていまして
おまけに何か取り付けていたであろう穴はアルミテープで埋めてパテ埋めと
つまりかなりボディーがヘベレケになったのを
パテとアルミテープで誤魔化してドバッと色塗りされるという
私が言うところのパテ埋め能面車である事が発覚しました( ´∀`)
フロントフェンダーも凄いことになっていましたが
買い取り時に赤いフェンダーを一緒に頂いたのでそれに交換。
因みにフロントショックはブッシュが千切れて飛び出てきたので交換し
ステムもガッタガタでベアリングもギシギシでしたので交換したりしています。
要はガワだけテキトーに直して高く売り飛ばされた系のかわいそうなバイクです。
いや、かわいそうなのはそのケツ拭きをしている私ですw
というか前オーナーは手放して正解だったかもしれませんね。
シワクチャのパネルは板金して修正したら幾分ピンとしてきまして
フロアパネルもある程度板金して、というか全パネル板金修正してあげると
ベスパの魅力的なプレスや曲線が見えてきまして非常にスッキリしました。
このベスパというバイク、上塗りはショボいですが下地のサフは非常に良くて
恐らく電着か焼き付けでしっかり処理してる感じです。
これはメンテナンスを怠らなければ長く道具として使えるバイクですね。
ベスパは高く売れるので商材としても良いのだと思いますが
それだけにインチキレストアパテ埋め能面車には注意が必要です。
あと、ナンバープレートのブラケットがイタリア仕様な正方形のままで
ナンバーの下に鉄板が余るのでカットしました。
因みに元色は黒で、車体番号から1990年式らしく
1990年といえば奇遇にも1号機と同じ年式だったりします。
先日ボロいジョルノと間違われた我がベスパですが
プラスクーターどころかパテスクーターだったわけでお恥ずかしい限りでして
これにてようやく鉄スクーターに戻れましたw
別にピッカピカにしてオサレに乗ろうとは微塵も思いませんが
まぁボチボチ愛でてあげて燃料代節約に協力してもらおうと思います( ´∀`)
テメー遊んでねぇで仕事しろ!
というお声が聞こえてこなくもない感じですが
状態のよろしいエボスポーツのライトカスタム車のFOR SALE情報がございますので
近日中に写真撮影してご案内予定です。
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ではさらば!
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