シルバーピジョンですな。
なんと言いますかとても簡素な作りな訳ですが
限られた設備や技術のなかでオリジナリティを出そうと頑張った事がわかります。
言うても早い話が個性だとかを重視すると最もらしい言い訳しつつブサイクにするより
いっそこのように潔く要らん事をしない方が良かったりする方が良いと
個人的には思います(´∀`)
これもピジョンですがベスパなんかはレッグシールドの縁にモールを噛ませていますが
こちらはバンパーのようにぐるっとケージを作ってその中にパネルがある作りで
なんとも質実剛健というか合理的な作りだなと思います。
因みに余談ですが普通にロールケージをロールゲージと言う人がおられますが
リジッドとリジットは発音が曖昧なのでどちらでも良いと思いますが
ケージとゲージは全くの別物なのできちんと使い分けるべきかと思います。
と、言うことを以前書いた気がするのですが
これは車業界あるあるかと思っていたのですが何と
ペット業界でも同じようで、あちらでもケージの事をゲージと言っちゃうパターンで
とにかくケージはゲージと間違われやすいみたいでその理由がクッソ気になります。
嘘ですどうでもいいです。(´∀`)
ケサブローです。
最近のマツダはデザインが凄く綺麗というか頑張っていて素敵だなと思いますが
この時代もまた素敵ですね。
ボディのラインは全体的に絞り込まれていて
こういうラインは少しでもハズすと別物になっちゃうパターンですから
これをデザインされた小杉二郎さんは凄いですね。
因みに前出のR360クーペや、シルバーピジョンのデザインもこの方が手がけられてます。
1959年のデザインとは思えないくらい素敵です。
パネルの分割ラインすらデザインのうちって事がわかりますね。
ヒンジもとても可愛いですが
ドア側に対してボディ側のピボット部が弱そうに見えます。
それはさて置いて、こういうヒンジが取り付く部分に補強のプレスが入っていると
グッと質感が上がるのでテールランプやフェンダーの取り付け時に取り入れたいですね。
荷台の縁になる部分は折り返したパネルが外板に被さっていて
その部分に紐をかけるためのフックが設置されていて非常に良く考えられてます。
そしてオーバーフェンダーが標準装備です(´∀`)
こういう荷箱のデザイン1つとっても現代より個性的ですが
ボコボコになった時の補修や惜しげなさを考慮すると
現代の軽トラの素っ気ない荷箱は大正解というか
軽トラは本当に道具として正常進化を遂げているんだなと思いました。
稲村ジェーンであまりにも有名な型のミゼット
どうでもいいですがJETと書いてゼットと読ませるダイハツのネーミング作法は
上位機種のハイゼットにも当然受け継がれていてダイハツの頑なさに感動します。
バーハンドルのミゼット。
こちらはトゥクトゥクが同じ形状な事から結構有名な形だと思います。
バーハンドルのミゼットは確か戦後賠償で結構な数が東南アジアへ出たはずですが
彼の地でトゥクトゥクとして進化を遂げて日本に逆輸入されてきたりしていて
何ともドラマチックというか不思議な車ですね。
バーハンドルのエンブレムがカッコいい(´∀`)
これは消防ポンプに使われているフォードのフラットヘッドで
因みに私は消防団員なのですが
可搬ポンプはショボい2サイクルですし
ポンプ車も2サイクルポンプを積んでいてうるさくて煙たいのですが
こんな消防ポンプなら喜んで操作したいと思います。
っていうかエンジンだけでも欲しいっす。
これは日野ルノーのリアフェンダーで
ホイールアーチの被りっぷりとリムの深さの関係がカッコいいなと思って
普通に風景を撮るように撮影して一枚で
日野ルノーの写真はこれしかない事に後で気づいて驚きました。
そして前回来訪時は催されていなかったのですが
何とこのボンネットバスの試乗会が開催されていました(*゚∀゚*)
日野製のボンネットバスで、BH15という型らしく保存されているのはたったの4台。
ボロボロの状態からレストアされたようで、エンジンはスワップされて
車検証上ではBH15改なんですってよ。
丸頭のリベットが新車時のもので
真ん中に穴の空いているブラインドリベットが再生時のものと思われます。
架装した会社のネームプレート。
この辺はバスマニアなら詳しくご存知なのかと思いますが
私はマニアではない上に公共交通機関が大の苦手という社会不適合者ですので
早い話がよくわかりません(´∀`)
乗降口にある足元を照らすランプのガードがイカしてました。
プレスでバチコーンと抜いたのが見て取れる細部形状ですが
良い雰囲気を醸し出していると思います。
まぁとにかくこの貴重なバスに乗せてもらえるということで楽しみでなりません。。。
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