みなさまごきげんよう♪
まだまだ冬真っ盛りでして、積雪がある日もあれば霰が降る日もございまして。
それにしても作業場の気温がマイナス6度というのはいけませんねw
湧き水も流れ出てすぐさま凍るようで、気温が上がってくると
この氷の下を湧き水がチョロチョロと流れていてとても綺麗です。
こういった情景や雪なんかも嫌いでは無いのですが、塗装作業が進まないので困ります。
それでも気温の高い日や晴れた日に照準を合わせて、
フレームのパテワークからサフ入れも終えまして。
随分と時間がかかっていたのは気候のせいだけでなく
若干ですがモールディング作業を行なっていたからでもあります。
このエンジンマウント部分は外装で隠せない上に、形状的にはノッペリとしていまして。
その丸っこい部分に目立たない程度にエッジを立てて外装と同じ意匠を与えてあります。
部材はプレス材で基準点が無く中々に難儀しましたが、やり過ぎまでは行かない所で。
サフだとエッジが目立ちますが、ベースコートまで到達するとこのように丸くなります。
そしてクリアコート。
ベース色はソリッドの黒ではなく、微量にパールを入れて光沢具合を弄っていますがm
加工箇所と併せて全体的に何もかもがわかりにくいですねw
このフレーム、そして外装は”X”がモチーフとして沢山入っているのですが
遊び心というわけでなく、まぁ統一性ってとこでしょうか。
湾曲したシートレールは真っ直ぐにしてドロップ。
パイプの切り口はショベル4速フレームの部材を組み合わせてモールディング。
純正の補強溶接やビードを残したり、純正メンバーを移植してありますし
セクショニングしたネック部もプレスまで再現してあるので
塗装が入ると、やっている事以上に自然に見えるかと思います♪
とはいえ加工箇所を言い当てられる人はビラーゴ750オーナーか
よっぽどのマニアだけでしょうけれどもw
お次は組み上げに向けて、その他のパーツ類の下地処理と塗装へと進みます。
それではみなさまごきげんよう!
。
。
。