みなさまごきげんよう!
エラいこっちゃ、ブログサボっている間に
前記事から1ヶ月以上経ってしまいました。
と、言うのも4月から5月にかけて猛烈に忙しかったからなんですが。
さて本日は07FXSTC。
FI化されて間もない頃の車両で走行距離7万キロ弱。
車両全体を見てもほぼノーメンテでここまできた事は明らかです。
乗り出し事にチェックした際はまだ元気に走っていましたが
現オーナーがガンガン走らせ始めると不具合が出まくりまして。
走行中の警告灯点灯からのエンジンストールや
プライマリーケース内からのガタゴト音と
アイドリング不調でダイアグでもエラー出まくり。。
車検にあたって一つ一つ潰していきます。
とりあえずエラーが出ていた車速センサーと
クランクポジションセンサー交換
この車両、オイルタンク外さないと
車速センサー交換できないんですよね。
まぁどうせプライマリーをバラすので良いんですが。
プライマリーケース内からのガタゴト音の原因は
TC96乗りにはお馴染みの
コンペンセーターダイヤフラムスプリングのヘタり。
後に対策品に変わった事からも
構造的に脆弱なんですね。
そしてこのスプリングはステーターローターと一体で
ステーターローターインナープライマリー外さないと取れない構造。
こりゃ工賃高くなっちまいます。
そして駆動系メンテを怠っていた弊害で
コレまたあるある的にクラッチハブのスプライン欠け。
クラッチハブを交換して
ステーターローターも交換(予算の都合で社外品)。
ちなみにこの辺のパーツ、純正はとても高価です。
ヘタりと言っても数値的には僅かです。
まぁバネとして死んでるワケですが
もうちょっと症状が進むと割れます。
駆動系をサッサ組み戻して
お次はエラーの出ているO2センサー。
サンダーマックス搭載車なのでワイドバンドのセンサーです。
フロントバンク側は過去整備で外そうとして外れなかったんですね。
どうにも固着が激しいので私も諦めました。
解せないのはO2センサーのエラーが前後とも出ている事なんですが
いずれにしても長期間交換されていないのは明らかなので
前後とも交換します。
サンダーマックス用として高額で売られていますが
センサーにはBOSCHのマークが入っていたので
品番から追いかけてBOSCHのセンサーを購入しまして。
ボロクソなフロントバンクのエキパイも中古良品を手配して交換しまして。
O2センサー自体はともかくこの汚い吸気系もメンテ。
2次エアー吸いまくっているので
O2センサーリーンの原因じゃないかと推測したワケです。
それなら前後同時にエラー検出もあり得るだろうと。
まぁリーン=断線とも言えるのですが
O2センサーも交換して2次エアー解消してダメならば
ECUが逝っちゃってるって事になりますね。
FI化されたと言ってもインマニシールはEVO時代と同じ。
つまるに結構な頻度でシール交換しないといけません。
むしろ今までよく交換せずに走ってこれたもんです。
こういうところはFI化の恩恵というか弊害というか
メンテを怠っても補正かけながら何とか動かしてしまう。
おかげで不調が出る頃にはコテンパンに壊れて
トラブルも同時多発するので解決しにくいと。
スロットルボディも洗浄しておきます。
IACバルブもエラー出ていませんが洗浄。
今思えば交換しとけばよかったな。
ボソボソになって消滅していたエアクリーナーエレメントも交換してEg始動。
プライマリー音は解消しまして
エラーコードは?
前後バンクのO2センサーだけ残りました(汁
うーん。
やっぱり嫌な予感が当たっていたようで。
涙で前が見えないまま次回に続きます。
ではさらば!
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