2022年4月14日木曜日

さらばZX-10。

みなさまごきげんよう。 

我が愛すべきポンコツZX-10ですが

実は6ヶ月前に売却が決まっておりまして

何とオーナーは某K社に就職が決まった若人で

せっせとバイク貯金してお金を貯めて、よりによって30年以上前の

当時の世界最速車を購入するという今時珍しいパターンでして。

この度、約束通りの期間で貯金を達成したとの事で納車日が決まりまして。


綺麗に洗車して各部チェック、エンジン始動したら燃料がボタ漏れになりまして。

あれれオーバーフローかい?と思いキャブ洗浄して組むもまたダダ漏れで

結局キャブのジョイントのOリングが死亡しており

予備のキャブ(UK仕様)に交換するも、こっちも同じところからダダ漏れと

なんで問題なく使えてた物が2個ともいきなり壊れるのか大いに疑問というか

私の業の深さを現しているようで笑えます(実際には笑っていません)。

明日納車なのにどーするよw


部品頼んでも間に合わないし、、

と思っていたらOリングを在庫していた事を思い出し

またキャブをバラしてOリング交換してギリギリ修理完了できました。

それにしてもZX-10は整備性が良くて助かります。

自分でいじる際に整備性が良いポンコツと整備性が悪いポンコツでは

心の折れっぷりがだいぶ違うので、整備性の良いポンコツがお勧めです。

と、言うかポンコツじゃない乗り物が一番なんですが( ´∀`)


最後の最後までポンコツっぷりをいかんなく発揮してくれた鯱君ですが

んーやっぱこの単車も好きだなぁ(好きだから買ったんですけどね)。

そしてお渡し前に交換した部品や整備した箇所がわかりやすいように

まとめてプリントしておこうと一通り書き出してみましたが

いやはや結構な勢いです↓

外装全バラ清掃、バフがけ

黒樹脂パーツ劣化修理

スクリーン研磨,ウェルナット交換

外装ビス類ブラックステンレス交換

カウル類破損修正

バッテリー新品交換

スパークプラグ交換

エンジンオイル、フィルター交換(MOTUL7100 20W-50)

ウォーターポンプ交換

ウォーターライン洗浄クーラント交換

サーモスタット交換

ラジエーターキャップ交換

冷却水ラドウェルド注入

クラッチマスターO/H

クラッチレリーズシリンダーO/H

クラッチフルード交換

クラッチ分解清掃

クラッチカバーガスケット交換

オルターネーターカップリングブレード増し締め

ハンドル交換(バーハンから純正戻し)

ブレーキレバー、クラッチレバー交換

ハンドルセンターカバー交換

タンクキャップキーシリンダー固着解除

タンクキャップ分解清掃(エアベント)

ミラー左右交換

シート交換

メーターマウントブッシュ新品交換

燃料コックO/H

キャブレターO/H

キャブレタージョイントOリング交換

キャブレター交換(フルパワー化)

マフラーサイレンサーO/H

フューエルポンプ交換

フューエルフィルター交換

フューエルホース交換

エアクリーナーエレメント交換(K&N)

前後ブレーキフルード交換


正直整備代だけでもスゲーっす( ´∀`)


これだけやっても今後まだ何があるかはわからないのが古い単車の悲しいところですが

これから乗りながら部品を探したり、気になるところを綺麗にしたり

やろうと思えば色んなことができるので結構楽しいんじゃないかなと。

勉強にもなりますしね。

大事に可愛がってくれたら嬉しいな。

さらば俺のZX-10!



そんなわけでさらば!

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2022年4月13日水曜日

上手く走れない。


上手く走れないのがもどかしい。


自分より遅い奴より速く走れるのは当たり前

自分より下手な奴より上手いのも当たり前

じゃぁ誰が自分より速いんだ?

誰が自分より上手いんだ?

そもそも誰が相手してくれるんだ?

かと言って自分より速くて上手い奴を探す必要は無い。

昨日の自分より速く、昨日の自分より上手く。闘う相手はいつだって昨日の自分

走るとそれがよくわかる。

だから走るし、だから生きてるんだってよくわかる。

昨日の自分が居るお陰で今日の自分が居る。

だから全力で昨日の自分を打ち負かす。


僕は死ぬように生きていたくはない



ではさらば。

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2022年4月12日火曜日

代車アドレスV100。

みなさまごきげんよう。 


これまでの代車はスズキのCA1PBつまりZZでして

色々と手を入れて足回りもいじってあるので非常に速くて乗り易いんですが

いかんせん50ccですので道路交通法的にもめんどくさいかと思い

代車としてアドレスV100を導入しました。

1999年式CE11A国産最終の排ガス規制前モデルです(ちなみにCE13Aは台湾製)。

ので、通勤快速と言われるだけあって走りに不満は無いかと思いますし

適度にヤレているのであんまり気を遣わないで良いかと。

車検や改造等で代車御入用の際はお気軽にお申し付けくださいませ。

但し、貸出時の破損や転倒に関しては修理代請求となりますのでご了承ください。

ではさらば!

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2022年4月11日月曜日

凄いのかダメなのかよくわからん。

 みなさまごきげんよう。

前々頁で走行88000kmで焼き付いたJA10について書きましたが


http://radjalopy.blogspot.com/2022/04/blog-post_6.html


あちらは腰下まで逝ってしまっていて現在見積承認待ちですが

音的にそろそろシリンダーに穴が空くのでメンテさせてくださいとお願いしていた

走行85000kmのJA10がオイル漏れで入庫してきまして。


カムチェーンで削られて穴が空くのは上側が多いのですが


下側が削れてますね。


オイルは非常にメタリックで雰囲気的にヤバいです。

一体何がこんなに削れたのかと言うと


カムチェーンガイドスプロケットのセンター部でした。

暴れてスプロケットからズレたカムチェーンが

スプロケットのセンターを削りつつシャフトを直に回転さる事で

何とかオイルポンプを駆動し続けていたという驚きのというか

奇跡的な状態でした。

クランクケースの底にはカムチェーン旋盤で切り落とされたスプロケットの部品が

金属粉と共に沈んでいました。


そういった破片やスラッジを取り除いて関連部品を全交換しまして。

スーパーカブ110でカムチェーン周りを整備する場合、スプロケットも交換必須です。

と、言うかここに写っているパーツは全て交換しなくては

せっかく修理しても短命に終わります。


それにしてもビロビロのカムチェーンでバルタイも狂いまくりで

オイルポンプも何とか回っているだけみたいな状態でも何とか動くこのエンジン、、

ある意味凄いですね。

いや、凄いのかダメなのかよくわからんです。


ヘッドは燃焼室やバルブの清掃とステムシール交換

シリンダーまわりもドサッと交換して無事に元気になりまして

何度やっても組んだエンジンが始動する瞬間はドキドキで

静かにアイドリングしてくれると猛烈に嬉しいですね。


JA10はカムチェーンの音がしだしたら

チマチマやらずにゴッソリ関連部品交換というのがベストです。

工賃さほど変わりませんからね。

逆に言えばカムチェーン音を放置すると大金が吹っ飛ぶ事になるのでご参考までに。

と、もう一台ヤバそうな車両があるのでそちらもバラしていきます。

ではさらば!

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2022年4月7日木曜日

臨時休業のお知らせです。

 

みなさまごきげんようでございます。


急ですが事情により4/10(日)まで臨時休業致します。

作業に若干の遅れが出るかと思いますが

予定通りのスケジュールにて進めていきますのでご理解ご協力のほど

何卒よろしくお願い申し上げます。

RadJalopy 浜野建介

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2022年4月6日水曜日

誰も悪くないんじゃなくてみんなが悪いんじゃないの?

 

みなさまごきげんよう。

いや、広義のみなさまと言うより毎日このクソブログを見に来てくれている

マイノリティな狭義のみなさまごきげんよう!


単なる改造屋の記録なんですが最近修理とか調整とかお前何してんの?

って感じに捉えられがちなんですが

改造にはそういう事が大事なんですよ。

きちっと走れてビシッと整備されていてはじめてバリっと恰好良いわけですから。

ハリボテを作って遊んでるわけじゃないですからね。

ハリボテを作って遊んでるみたいな人もそりゃ居るとは思いますが。

求めるものが違うから、わからない奴にはわからない話です。


ってなワケでまたオートバイを修理しています。

オートバイと言うより輸送機器か。


先日レスキューしてきたJA10。

キックがおりないレベルでの焼き付きですが数日前に点検したばかりの車両。

異音もそれほどなく88,000km走行としてはまだ大丈夫という印象で

実際バラしても燃焼室の状態はこれまでの焼き付き車両と比べても良好ですし

リング類の固着も大した事無い。

オイルも規定量とは言いませんが入っている状態。

ですがお手本のような焼き付き具合で

はやい話が急にオイルの供給が絶たれた雰囲気で、疑わしきはオイルポンプです。


JA10の場合オイルポンプはカムチェーンガイドスプロケットでスピンドルを介して

クランクケースを貫き左から右へ駆動していまして。

このスプロケットの歯が磨滅してオイルポンプが駆動されなくなり

オイル供給が絶たれて焼き付くというケースが割とよくありますが


今回はこのスプロケットの金属部分とゴム部分が剥離してしまい

オイルポンプが駆動されなくなるというパターンでした。


新型のJA43(市販車としてはJA44)ではオイルポンプ駆動ギアが右側に新設され

このスプロケットはガイドローラーに入れ替わっている事からも

如何にこの部分のトラブルが多かったかを現していますね。

基本的にJA10とJA44は同じようなエンジンですが

JA10に比べてJA44はオイルスクリーンではなくオイルフィルターが新設されたりと

見えないところでかなり改善されているので、断然44がお勧めです。

まーカブも4月14日からモデルチェンジした新型が発売されますので

中古車が高騰している事もあって最新型を購入するのがよろしいと思います。

そんな事はさておき

今回のようなエンジンをぶっ壊したような事例が起きると

その責任がどこに(誰に)在るのかが問題視されます。

つまり、誰のせいで壊れたのか、あるいは誰が壊したのかという話で

現状を確認した人間はそれを問われます。

たとえばオイルを入れ忘れて運行したとか(実際ありました)オーバーレブさせたとかね。

でもこういうのは誰かを悪くするのは難しいんです。

今回の場合は経年劣化や構造上の問題もありますし

誰が悪いかと敢えて言うのであれば

みんなが悪いんじゃないかと。

もちろん私も含めて。

逆に誰も悪くないとは言えませんよね。

もしかしたら未然に防げたかもしれないコトが起きちゃってるんですから。

誰も悪くない状況っていうのはつまり何も起きない状況なんじゃないかなと。

話のスケールは全然違いますが世の中そういうもんじゃないのかなって

ぶっ壊れたエンジンを見て思う今日この頃です。

ではさらば!

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2022年4月4日月曜日

車体の調整と日程の調整。

 

みなさまごきげんよう( ´ ▽ ` )

新年度からInstagramのアカウントを一時停止していますが

どっこい生きていますのでご安心ください。

ついでに、何かトラブルがあったとかそういうのでもないので

そちら方面もご安心くださいませ。


さてイエローストロボカラーのFZ-1と入れ替わりでグレーのFZ-1。

こちらは「調整してほしい」というご依頼です。

まずポジション関係、スロットル関係とクラッチの調整を行います。

この辺の調整、結構ズボラな車両が多いです。

レバーの遊びや角度、アジャスターの位置など

ちょっとした事の積み重ねが疲労感や乗れてない感に繋がります。


次いでサスペンションですがまずタイヤを見ていきます。

ここを見ると何処をどんな乗り方で走っているかが結構わかったりします。

この車両の場合は街中のチョイ乗りと、長距離の時は高速メインですね。

正解( ´ ▽ ` )


まず第一にハンドルが重すぎます。

乗り方的にあまりバンクさせない事も手伝って

低速時にタイヤセンターをこじっているのでトレッドが荒れています。

まず空気圧を指定値に規正してからサスペンションを調整していきますが


体重がそこそこあるライダーに対してプリロードが最弱でした。

乗車1Gでリアが沈みすぎてキャスターが寝ちゃってるんですね。

乗り方と体重と車体姿勢が全然合っていないので

プリロードをしっかりかけて伸び縮みともダンパーを調整しまして

ちなみにフロントフォークの設定値は標準値に合わせての調整で

標準ではイニシャル5.5リバウンド18戻しコンプレッション5戻しです。

万人受け設定の純正値をベースにリアを決めていくってワケですね。


このオーリンズは油圧のプリロードアジャスターが付いていて猛烈に便利です。

とは言え調整幅は7mmくらいなので、大幅に変更する時は不便だったりするんですが

初期設定がある程度きちんと出来るユーザー向けの製品ですねやっぱり。

元々の設定はプリロード最弱でダンパーが伸び縮みともハードでしたが

プリロードをかけてダンパーは伸び縮み共にソフト方向に変更して

実走しながら微調整しましたら完了です。

ステアリングも軽くニュートラルになりまして

これなら街乗りや取り回しも楽になり

タイヤの負担も軽減されるでしょう。


峠をメインに走るならもうちょっと詰めたいところですが

何処をどう走ろうがそれは乗り手の自由です。

フロントが純正指定値でリアをそれに寄せていくというのはそういう理由からで

前後ともサスをいじって沼にハマってしまった場合もこの手法は結構有効なんですよ。

それにしてもサンスターのローターにベルリンガー、、良いブレーキ付いてんなぁ。。。

ちなみに、こういった作業は調整であって、調律はオーナーが行っていくものだと

私自身はそう考えています。

その下地作りの為の調整作業ってところですね。

良くなったんじゃなくてマトモになっただけで

これから良くしていくのはあなた自身ですよと。

まだ若いライダーなので、そういう事を伝えていければなと思っています。


さて黄色FZ-1からグレーFZ-1、XL883手直しと来まして

今後は郵政車両のエンジンオーバーホールが3台に

GSX-R1100、FXR、FLST、パンヘッドそれからXL883そして私のやり残し車両

加えて新作パーツ開発と

スペース的にも私の能力的にも限界値に達しております。

新規お預かりは早くとも6月以降になりますので

何かしら作業ご依頼をご検討頂いております皆様方におかれましては

早めのご相談およびご予約のほどよろしくお願い申し上げます。

尚、車検や調整などはスケジュールの間に組み込める可能性はございますので

ご検討頂けましたら幸いです。


ではさらば!

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