2017年2月20日月曜日

インナーフェンダー製作とフレーム。


みなさまごきげんよう♪

ボートテールの内部汚れと振動防止にインナーフェンダーを製作中の'88XLHです。


純正マウント1点で固定していたインナーフェンダー左右に固定用の耳を溶接しまして

フレーム側にもマウントを溶接。

そこからボートテールとの隙間を埋める形で後ろまで耳を延長していきます。


大して分厚くない鉄板ですが、この補強によりガッチリ固定されまして

インナーフェンダーには全く荷がかかりませんのでこれで十分強度確保できます。


インナーフェンダーが強固に固定されましたら、次はボートテールとの接続です。


インナーフェンダーの耳の先端部にボスを設け・・・・


取り外しに支障のないサイズのステーで裏側から固定します。

そんなショボいステーで大丈夫かと思われるかもしれませんが、

上から重さがかかることのないようにシートベースを頑強にしてありますし

上下方向よりも左右の揺れを押さえるステーですのでこれで十分です。


ボートテール内で見えない場所での空中戦ですので中々苦労しましたが


フェンダーを揺らしてもバイクが一緒に動くくらいにガッチリ固定できまして


バイクは振動するものですが、これでバイクと一緒に揺れていただけるようになりました。

これにて外装関係の作り物はほぼ終了しましたので、

お次はバイクを解体してフレーム関係を進めます。


と、いうのもこのフレームは錆が結構酷く。。


このレベルになると完全なサビ落しは容易くありませんので・・・

コストが嵩んでしまいますが外注にてばっちりブラストして頂く事にしました。

この辺りは中途半端に仕上げて後々またボロボロになってしまっては意味がありませんので

コスト高になってもしっかり仕上げておかねばなりませんね。

因みにこのようにサビてしまっていたり、大きなダメージがあるものは大抵安価ですが

きちんと復元するとなると最終的には程度の良いものを買うより確実に高くなります。

だったらボロいパーツは棄ててしまえとなるのですが

それはソレこれはコレでして、バイクを救うのも私の責務ですからバシッと直してあげたいですね♪


そんなワケで不要なステー類のスムージングやフェンダーマウントのカットへと進みます。


それではみなさまごきげんよう!


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2017年2月17日金曜日

4速スポーツのミッション修理。


みなさまごきげんよう♪

メインシャフト2速ギアが粉砕した4速スポーツのミッションですが

修理にあたり各部計測や交換部品の決定作業を進めます。


ミッション本体は鉄仮面から抜き取った中古のクロスレシオを使い

メイン2速、カウンター2,3,4速を自分用にストックしていたアンドリュース製に交換。

噛み合い部分に色々工夫が見られますね。


どう見てもボロいメインシャフトベアリングを打ち替えまして


メインシャフト関係を分解していくと、メイン3速ギアに少しダメージが見られますので


こちらもストックしていたメイン3速ギアと交換します。


そのメイン3速ギアですが、オイル溝に違いがありますね。


こちらはやや細い。

4速スポーツのミッションも色々少変更があって面白いですね♪

今回はカムフォロワーをV-TWINの鉄製でいってみたいと思います。

最終型の純正鉄フォロワーもあるのですが、強度的にはV-TWINの方が高いのかなと。

とにかくまたミッションが壊れないようにしなければなりません。


使用する部品を決定したら各ギアとドグ間のクリアランスを測定しまして

広すぎれば噛み合いが甘くなりますし狭すぎればスムーズなシフトを妨げます。



メインシャフトグループはOKでしたが、カウンター2速と3速のクリアランスが過小です。


ここのクリアランスはシフターフォークのサイズを変えることで変更しますが

今回は-0.020インチのシフターフォークを使う事としまして

ギアがズレますのでカウンター1速ギアにスペーシングワッシャーをかまして調整します。



因みに粉砕ミッションはそのスペーシングワッシャーまで割れてしまっていました。

測定はしませんでしたが、スペーシングワッシャーが3枚も入っていたところを見ると

エンドプレイはかなりタイトだったのではないでしょうか。

因みにベースにしたミッションはここにワッシャー入っておりませんで

相当ガタガタだったと思います。

個人的にはクリアランス詰めすぎもリスキーですし、ガタガタはもちろん論外ですが

規定値中間くらいを狙っていきたいと思います。


机上で数字は出ていますが、必要なシムを選定する為

シフトフォーク交換分の0.020インチ分を追加してエンドプレイを測定しておきます。


メイン、カウンターともひとまず規定値内に収まりました。

この後実際に交換パーツを組んで再度測定、クリアランス調整となります。

ひとまず使用するパーツ、シムの寸法などの当たりがつきましたので

部品を発注して到着次第組んでいきたいと思います♪


それではみなさまごきげんよう!


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2017年2月15日水曜日

シート製作とインナーフェンダー。


みなさまごきげんよう♪

シートベースが完成しました'88XLH鉄仮面ですが

シートベースを防錆&塗装しまして、ウレタンを貼っていきます。


猛烈なウレタンの粉塵と闘いつつ整形していきますが、

冬場はまだ楽で夏場になると汗ばんだ身体にウレタンの粉が纏わり付いて地獄ですね。


シートカウル付き車両の場合はシートの厚みも計算して造形しないと

いざウレタンを盛ったらアララという事になりかねません。


比較的薄めのシートですので、ウレタンの番手はやや硬めで

ポジションは通常のエボスポでよくあるパターンよりやや前寄りです。


そして切りっ放しで強度不足のボートテールは


全周に丸棒を溶接していき、強度を確保しつつ見た目も向上。

EASY TRAP(C105CUB)の時も同様にパネルを補強したのを思い出しますが

カウル自体の剛性が上がっても、これではまだ微妙に振動してしまいます。


よってインナーフェンダーを製作して、ボートテールと接続

互いに助け合って剛性を確保する作戦です。

まずタイヤともカウルとも接触しない形状で大体の形を作り


ボートテールを被せて確認していきます。

インナーフェンダーは極力目立たないようにしまして


テールランプやナンバープレートを取り付けるとこんな感じですね♪

ちなみにこれは2号機のナンバーです。

2号機は移転後にじっくり作っていきます。。。


大体の位置確認はできましたので、今度はインナーフェンダーを加工していき

がっちり剛性確保してフレームやボートテールと接続していく作業になります。

ご覧のようにインナーフェンダーが在っても無くても外観上の変化はありませんし

別にインナーフェンダーを入れなくても良いといえば良いのですが

ボートテールの内側が汚れると掃除も大変ですし

下から不審者に覗かれたときにしっかりインナーが入っているほうが

女子高生のパンチラ防止のショートパンツ履きみたいな感じで気分が良いと思います。

とはいえフェンダーを2枚作るのと同等の手間がかかりますので

大変といえば大変ですね♪


それではみなさまごきげんよう!


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2017年2月11日土曜日

シートベース製作。


みなさまごきげんよう♪


'88XLH鉄仮面、アウトラインが決まってきました。

と、いうより元々決まっているアウトラインを作り上げていくのですが

こうして写真でお見せするには仮付け状態だとハッキリしないのです。

載けただけという状態ですと大きな単位で部品が動いてしまいますので・・・


タンクはマウント類を決めて全周溶接。


外板はエンジンに被さるくらいギリギリですが

底板は湾曲させてロッカーカバーを逃げるようになっていまして

中々複雑な形状になっています。


シートまわりもフレームにマウントを溶接して位置決めしていきます。

ボートテールはシートベースの骨組みと一体構造で

ボートテール自体は軽量化の為0.8mm鋼板、尻当て部が1.2mm

そこから3.2mmのマウント部を経て4.5mm厚の骨組みとだんだん板厚が増します。


1.6mm厚の鋼板を使用してシートベース部分を作成。


シートは別体構造ですが、ボートテールと接合する事で強度を増すように

尻当て部分に4.5mm厚のフラットバーを曲げて補強してあります。


本来であればシートベースをここまで補強する必要は無いのですが

強固なシートベースとカウルを一体化することで

カウルの上下動を押さえる作戦です。

それでもパネル自体が薄くビビリが出るのは間違いありませんので

切りっ放しの縁の加工やインナーにフレームの製作で全方向の振れを押さえていきます。


ショート加工のフロントフェンダーは傷や凹みが散見されますので


すべて板金修正しておきます。


ボートテール部分だけ単体で見ているとお尻が大きく感じますが

実際には細くてコンパクトです。

お次はシートベースの塗装とウレタン盛り

ボートテールの補強とインナーフレーム製作の予定です♪


それではみなさまごきげんよう!


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2017年2月8日水曜日

4速スポーツの壊れ方。


みなさまごきげんよう♪


本日は先日メイン2速ギアのドグ割れを起こしたミッションを分解していきます。

車体としては書類上は90年式ですが、このエンジンは86年式ですのでミッションもそれに準じます。



メイン2速ギア。

ドグ部がどうのと言うよりは、強度的に破綻した様子です。

恐らくですが乗り方もありますがチューニングアップによるトルク増が原因のようです。


カウンターギアも駄目ですね。


このミッションを何とか直したいところですが・・・


こちらはシフターカムですが、妙な傷が気になります。

この部品はよく折れると言われるカムフォロワーと接触する部分ですので、

シフターカムがこの状態だとカムフォロワーの磨耗も気になるところです。


しかしカムフォロワーは全く無傷ですね・・・・


このカムフォロワーは後年変更を受けた部品ですので

明らかに交換されているのですがかなり綺麗です。

まだ少ししか乗られていませんが、オーナー様も丁寧にシフトしてくれていたのでしょうね。


本来86年式であればこのA品番のアルミ製カムフォロワーが使われています。



因みに普通に乗っていてもこのくらいの磨耗は当たり前です。


こちらはVツインで売っている鉄製。


こちらも多少ですが磨かれていますね。

ブローした86年式のカムフォロワーが如何に新品状態かお判りいただけるかと思います。


そしてそのカムフォロワーに対してシフターカムですが・・・

かなりダメージがありますね。


カム山の形がかなり変わってしまっていますが

これはカムフォロワーとの接触によるものではなく

シフトタッチを滑らかにする為に削られた可能性も否定できません。

縁の部分の様子は加工というより磨耗のようですが・・・


手前の汚いのが純正形状のシフターカムですが

シフトフィール向上を狙って加工したのであれば失敗していますし

磨耗したのであればカムフォロワー「だけ」を交換されていたことになります。


シフターカムの磨耗によってシフト時に無理がかかり

ドグ部にダメージを与えたのも一因かもしれません。


シフターフォークも異常磨耗していますね。


順番に分解していきますと、メインシャフトスラストワッシャーの向きが逆に組まれています。


本来はスロットがこちら側を向いていなければなりません。

これは知る人ぞ知るような事ではなく、マニュアルにも注意点として絵付きで記載されています。

つまりはマニュアルも参照せずに組まれたか、見落としたかですが

どちらにせよそういう組み方をされたミッション(エンジン)であると言えますね。

カムまわりもそうでしたが、すごい事はやってあるけどおかしなところが多いのが実状でして

各部分解しても組んでからの走行距離はかなり少ないのですが

これでは気持ち良く乗れません。

4速スポーツは確かに壊れやすく

壊れやすいがゆえに修理される機会も多いのですが

修理が不完全でさらに壊れるというパターンは少なくないように思います。

ひとまずこのミッションはあまり信用できませんので

ストックしてある87年以降のクロスミッションと

同じトラブルは招きたくありませんのでアンドリュースの強化2速&3速ギアを使い

きちんと組み上げていきたいと思います。


それではみなさまごきげんよう♪


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