2016年4月29日金曜日

GW。


みなさまごきげんよう♪

RadJalopy Zippo by FATE.CO


気づけば本日よりゴールデンウィーク突入ですね。

RadJalopyはイベント出展の関係で5月1日~3日、7日と8日がシャッター閉まっております。

GWからは離れますがA-DAY参加の為21日、22日も不在です。

RadJalopy Zippo by FATE.CO


2日の夕方に北海道へ渡り・・・3日夜には戻ってきて高浜でバイク引取り。

週末は名古屋、1週空けて山梨と怒涛の1ヵ月でございます。


それ以外の日は製作車両、顔出しNG君、お預かりのパーツ製作を進めて参ります♪

ご見学や改造のご相談は随時受け付けておりますので事前にご相談くださいませ!


それではみなさま良い休日を♪









2016年4月28日木曜日

オイルタンク製作。


みなさまごきげんよう。


一度パテまで行ったオイルタンクを作り直す。

これは単に作り手の我侭です。

本当であれば一刻も早く完成させてオーナー様にお渡しすべきところですが

オーナーが決まって変化する気持ちの乗りを形にしたい。

こいつに惚れてくれた気持ちに応えたいのです。


そういう気持ちが芽ばえてしまった以上、誤魔化すわけにはいきませんよね♪

材料、部材もすべて新たに。

上面と底部、背面の一部は強度確保の為に1.6mm鋼板を使います。


背面のコの字の部分と前面のラウンド部分は1.0mmの亜鉛メッキ鋼板。

通称になっているボンデ鋼板というのは新日鉄における名称です。

1.6mmの部分を骨格にして1.0mmの外版を貼っていく作業ですが。

目的は軽量化です。


1.0mmの薄板となると溶接による熱歪みが激しく、常に気を遣わなくてはなりません。

仮の点付けなのでちょっと棒を入れて盛り上げてますが、後に削ってから最溶接します。


大きな隙間を溶接で埋める熱的な余裕はありませんので、各部材ピタピタに作ります。


バッテリーを抱かせても容量は純正以上。


バッテリーは端子の接触を避けてこれだけ浮かせておきます。

1号機はこういうところを追い込みすぎて整備性が悪い面があったので。

通常、オイルタンクとバッテリーを左右に振り分けているスポーツスターですが、

この形状のオイルタンクでバッテリーを抱かせると、重量バランスが良くなり乗り味が変わります。


底板も製作。

僅かな軽量化、僅かな重量バランスですが、その僅かがいかに重要か・・・・・

バイク乗りなら知ってますよね♪

1号機なんかは見た目乗り難そうですが、実のところ本当に乗りやすいバイクなんです。

重量は車検の状態で純正から30kg減。

肉厚のあるパイプ組みのフレームにトルクのあるエンジン、ヤワな足回りw

取り回しも軽いです。

跨って頂けばすぐわかると思いますよ♪


下側切りっぱなしはガソリンタンクと同じ。

今回は角ばりというかエッジが全体のテーマです。


外装が完成すればあとは細かい詰めの作業。

3台まとめて一気に進めます♪


それではみなさまごきげんよう!






2016年4月26日火曜日

バードディフレクター。


みなさまごきげんよう♪


'61FLH。

Dick Allenのナロいスプリンガーに括れたウィッシュボーンフレーム。

Sパイプで排気を通して下の方もすっきりしたのですが、S&Sのキャブカバーが取り残されました。

これをすっきりさせるべく、キャブカバーを交換します。


所謂シェブラースタイルのキャブカバー。


一応砂型のアルミ鋳物です。


しかし造形的にはオリジナルのような雰囲気は無い。


ので、全面にわたり形状を改めます。



吸い口は手加工でファンネルにしてポリッシュ。

ブラスのネジは当然仮の姿です。

S&Sのバックプレートを外すのでエンリッチナーはプロペラタイプに交換。


狙い通り。


ビロロンアイドルアジャスターがバツですが、かなり雰囲気出てきましたね♪


コック移設と相まってフレームやタンクのラインが強調されました。

で、完成かというと・・・キャブカバーにまだひとつ追加パーツがございます。


パーツが出来上がり次第、お披露目したいと思います♪



それではお楽しみにごきげんよう!







2016年4月25日月曜日

1号機を若輪童に託す。


みなさまごきげんよう♪


いよいろPLUG IN SAPPOROまで搬入まで一週間。

RadJalopyも参加させて頂きます。

北海道は大変遠いですが、少しでもイベントが盛り上がれば嬉しいですよね。



前日まで走らせていた1号機のガスを抜き取って、いつも通り油で拭きあげ。


飛び石でタンクやマフラーにチップ傷が沢山あったりマフラーが煤けていますが。

PLUG INからSPEED AND CUSTOM。

公道に出てほぼ1年、リアルに走っていたバイクがそういう場にあるのも意味があるかと思います。


積み込み。

今回はスケジュールがタイトで自分で搬送できません故・・・・

同じイベントに出展する若狭の若輪童に協力して頂く事になりました。

Chopperに親しんでいる彼らであれば、預けるのも安心です。

バイク積んでいなければウチから2時間の距離。


JRDガレージへ。

ようやくリアルなシーンで並べることが出来て感無量です♪

大神戸の影響を多大に受けている2車ですから、造形的な着地点は共通するものがある。

でも意味合いというか精神的にというか、やはり絶対的に違うんですがそれは別の機会にでも。


ショベル奥本号。

こちらも車検受けてから走り回ってる。

いい雰囲気出てますよね♪


位置関係や高低のバランスのとり方もありますが、8インチオーバーになると細く見えますね。


たとえば奥本号はヘッドライト位置なんかも真面目なんです。


そんな生真面目な若輪童首領の奥本さん。


お世話になるのでカッコ良さげに撮ってみましたw


フレームまで手を入れてバイク作って・・・・それに乗れるって本当に嬉しいですよね。


このゴリラ風のヒト科のオスも一緒に運んでくれます。

実はこのヒト風のゴリラの男性とは知り合って随分長いんですよね。

当時はお互いGB400と500で・・・・

また走りたいですね♪


Lにマグ。


パテからペイントまで自身で行った外装。


そこがデカかったと思うなぁ。


1号機をよろしくお願いします。。。


帰りは大雨。

結局晩飯までご馳走になってしまいました。

二週間ほど乗れないのがちと寂しいですが・・・・・

北海道そして名古屋でお会いしましょう♪



それではみなさまごきげんよう!








2016年4月22日金曜日

燃料コック移設加工。


みなさまごきげんよう♪


本日は公私共にお世話になっております・・・・・お馴染み'61FLH。

燃料コックの位置がタンク真ん中にありますので燃料が半分ほどしか使えません。

毎日通勤にガンガン使われている車両ですので航続距離を延ばします。


燃料を抜いて一旦洗浄をかけます。


そしてコックを左側最下部に移設。

なるべく塗装を焼かないように入熱控えめでいきます。

コックは取り出し1/4の小型のものでON-OFFのみ。


リークチェック後に再洗浄を行い、念の為に錆び取りを実施します。


塗装を剥がした箇所を近似色で塗装。

カリフォルニアさんのステッカーにかぶるので、フェザーエッジ出しはせずにラフな仕上がりです。

金色輝かしいコックは燻して黒く、レバーは裏側に・・・・・

ホースバンドは邪魔なので番線巻きで固定してあります。

これで燃料使い切り!ついでにタンク右側がスッキリです。


コック移設作業承りますが、タンクライナー施工車両はリスキーですので不可です。



リアウインカーが脱落してしまったようなので、コウバにあったヤレヤレのウインカーに交換。


強烈なヤレ具合ですがよく似合いますね♪

中身は腐っていたのでリビルドして使えるようにしました。


ついでにチェーンまわり清掃と注油。

お次はさらなる右側スッキリ作戦に移ります。



それではみなさまごきげんよう♪








2016年4月21日木曜日

クレイジーFXフェンダー加工②



みなさまごきげんよう♪


クレイジーFXフェンダー、本題のフレア加工です。


切りっぱなしでは少々寂しく、アクセントが欲しいとのこと。

かと言ってアイキャッチになってしまう程の跳ね上げは×でございます。


幸い、程よい長さでカットしてありますので、このカットラインを生かしていきましょう。


裏側には補強がありますので。


スポット溶接を飛ばして撤去。

細かいことですが、配線止めの部材もカット箇所から見えないように奥のほうでカットしておきます。

補強を外してしまいましたが、フレア加工により強度が出ますので問題ありません。


後端が跳ね上がるように加工。


FXのフェンダーはストラットで隠れる部分を差し引いても厚みがありますので・・・・

これ以上長さを詰めれば野暮ったくなってしまいます。

加えて厚みを極力おさえる為、跳ね上がる手前で上面を一旦沈み込ませてあります。


クレイジーフランクの場合は角ばり方や分厚いところがキャラクターなのですが。

FXフェンダーをベースに同じことをしてもオリジナル崩れにしかなりませんよね♪

よりシャープ感を増しつつ、末端処理はクレイジーフランク部分のラインに合わせてあります。


跳ね上げも一歩間違えばイメージとかけ離れてしまいます。

オーナー様の「さりげないボブを」というご要望を実現できました。


製作部分は終わりましたので、あとは・・・・・・

錆落としと凹み、溶接箇所の修正、余計な穴埋めを施していきます。


Radなフェンダー加工、お問い合わせご依頼お待ちしております♪


それではみなさまごきげんよう!