2012年7月12日木曜日

EASY TRAP


こんにちは。コウバ長でゴザイマス。

Showの前にブツを出しでしまうのはドーなのか?

よくワカリマセンが、今日はチョット長くて画像の多いRJブログでゴザイマス。

まぁヒミツにしておくコトでもありませんので・・・・

Easy Trapについて書きます。

1961年式スーパーカブC105。

のフレームと

真っ二つに切れたC100

固まったC105Eエンヂンの集合体でゴザイマス。


唐突にCubでChopperを創りたいと思ってから、はや一年。


どんなものがあるか調べても、自分が思ってるようなChopperが殆ど無い。


Low & Longってナニ?

首を伸ばして、スイングアームを伸ばして

Low & Longを達成する為にバランスが崩れてしまっては元も子もない。


ホイールベースをそのままに、全高を低めれば

ホイールベースをそのままに、車体をツメれば

LowでLongになるじゃないか。



そういうコトを、大して改造してナイようにやればイイ。


カブのカタチのままで・・・・・・

角度や流れを気にしてれば、バランスは崩れないはず。

カブのカタチのままで。


何故にカブがベースかといえば、カッコエエからです。

だからカブのカタチじゃないと意味が無い。




Easy Trap


安易であることの裏側にある罠であり


簡単そうに見えてそうでもないという罠でもある。




ダレにでも判る、初期型シャリーの「ツチノコ」マフラー


OHVエンヂンにはOHCエンヂン用のマフラーはつかない。



ソレを車体ビタビタに寄せてくっつける。

ステップも限界までツメる。


最初はポリッシュしたものの・・・・純正の銀塗装を装うタメに・・・・

ブラストした。


Narrowに。

Skinnyに。




タンクは縮小。

どう見てもカブのカタチ

でも全然違う。


同時に、フレームはセクショニングしてタンクをチョットだけ前にズラす。

純正ではレッグシールドで隠れてる部分を削いだってコトです。



ソコに鰹節シート。

表皮は川田商店さんに御願いしました。

ええ仕事してくれはりました。



ネックの補強は、純正形状のまま縮小。

ネックもツメる。

こうするコトで、メインチューブを伸ばしたように見せかける。

パッと見は、パテ埋めスムージングしたみたいに・・・・・・



リアはジムニーの板バネ。

全てはコレが始まりでした。


メガネレンチのリジッドバーw

ジムニーのバネと、メガネレンチを使えるように創った。



不要な鋳出しは削りました・・・・・


錆びた部品を所々に使うのも、目標でした。


自分の好きなテイストをごちゃ混ぜにする。

磨いた部品、塗装した部品、メッキ、黒染めされた生鉄、銅の色と錆。

カッコイイと思ったコトをやってみる。


JAPAN MADE

残念ながら、タイヤは前がパキスタンで後ろが台湾ですがw

タイヤパターンだけは妥協できませんでした。


特にリアは・・・タイヤサイズで2種類、銘柄で6種類、リムサイズで2パターン

延々と組んではバラしの繰り返し。


ラディカルなギミックとか

流行のスタイルだとか

個性的かどうかとか


そんなの心から要らない。



自分がカッコエエと思えるかどうか。


それが持続するかどうか。


どういう気持ちで創ったか。



ソレが本気っていうコトであり


カッコエエってコトやないかと。




縦溝のタイヤパターンとシートの縦ステッチにセンターリブ・・・

神戸グリップの模様とヘッドライトのレンズカットが

前から後ろまで縦一直線に繋がる。


ただ真っ直ぐに

ひたすら真っ直ぐにフルスロットルで・・・・・・



そんな気持ちのコウバ長でゴザイマス。






Only the fellows who understand understand.


Made with pride in R.J.